作成又は改訂年月
日本標準商品分類番号
日本標準商品分類番号等
1983年4月
薬効分類名
承認等
販売名
オキシドール「ヤマゼン」M
販売名コード
承認・許可番号
薬価基準収載年月
販売開始年月
貯法・使用期限等
貯法
保存条件:遮光して30℃以下で保存
容器:気密容器
基準名
組成
本品1mL中、過酸化水素(H2O2:34.01)30mgを含有(3w/v%)。
添加物としてフェナセチン、エタノールを含む。
性状
本品は無色澄明の液で、においはないか、又はオゾンようのにおいがある。。
pH
3.5〜5.0
比重(20度,20度)
約1.01
禁忌
瘻孔、挫創等本剤を使用した際に体腔にしみ込むおそれのある部位
効能又は効果
(1)創傷・潰瘍の殺菌・消毒
(2)外耳・中耳の炎症、鼻炎・咽喉頭炎・扁桃炎などの粘膜の炎症
(3)口腔粘膜の消毒、齲窩(うか)及び根管の清掃・消毒、歯の清浄
(4)口内炎の洗口
(1)創傷・潰瘍には原液のまま、若しくは2〜3倍に希釈して塗布・洗浄する。
(2)耳鼻咽喉には原液のまま塗布、滴下又は2〜10倍(耳科の場合、ときにグリセリン、アルコールで希釈)に希釈して洗浄、噴霧、含嗽に用いる。
(3)口腔には原液又は2倍希釈して洗浄・拭掃する。
(4)口内炎の洗口には10倍希釈液を用いる。
使用上の注意
重要な基本的注意
副作用
副作用等発現状況の概要
本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。
重大な副作用
空気塞栓:
空気塞栓を起こすことがあるので、循環動態に異常を認めた場合など空気塞栓が疑われる症状が見られた場合は、速やかに本剤の使用を中止し、適切な処置を行うこと。
その他の副作用
適用上の注意
投与経路
外用にのみ使用し、内服しないこと。
使用時
(1)眼に入らないように注意すること。眼に入った場合には水でよく洗い流すこと。
(2)易刺激性の部位に使用する場合には、正常の部位に使用する場合よりも低濃度とすることが望ましい。
(3)深い創傷に使用する場合の希釈液としては注射用水か滅菌精製水を用い、水道水や精製水を用いないこと。
その他の注意
長期大量経口投与によりマウスの十二指腸に腫瘍の発生が認められたとの報告がある。
包装
主要文献及び文献請求先
文献請求先
山善製薬株式会社 学術室
〒541-0045 大阪市中央区道修町2丁目2番4号
電話 (06)6231-1821
FAX(06)6231-1824
製造販売業者の氏名又は名称及び住所
製造販売元
山善製薬株式会社
大阪市中央区道修町2丁目2番4号