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希ヨードチンキ「東豊」

外皮用殺菌消毒剤

1mL 1.65円

添付文書番号

2612700X1382_2_06

企業コード

480162

作成又は改訂年月

2024年3月改訂
(第1版)

日本標準商品分類番号

872612

薬効分類名

外皮用殺菌消毒剤

承認等

販売名

希ヨードチンキ「東豊」

販売名コード

2612700X1382

販売名英字表記

Dilute Iodine Tincture

販売名ひらがな

きよーどちんき「とうほう」

承認番号等

承認番号
16000AMZ05479000

販売開始年月

1955年9月

貯法、有効期間

貯法
室温保存
有効期間
3年

基準名

日本薬局方
希ヨードチンキ

一般的名称

日本薬局方 希ヨードチンキ

禁忌(次の患者には投与しないこと)

ヨード過敏症の患者

組成・性状

組成

希ヨードチンキ「東豊」
有効成分
1mL中 ヨウ素  30mg
添加剤
ヨウ化カリウム、エタノール

製剤の性状

希ヨードチンキ「東豊」
性状
暗赤褐色の液で、特異なにおいがある。

効能又は効果

○皮膚表面の一般消毒
○創傷・潰瘍の殺菌・消毒
○歯肉及び口腔粘膜の消毒、根管の消毒

用法及び用量

本剤をそのまま又は2~5倍に希釈し、1日2~3回患部及び皮膚に適量塗布する。

副作用

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には使用を中止するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

頻度不明
過敏症
ヨード疹等
皮膚
刺激症状

臨床検査結果に及ぼす影響

血漿蛋白結合ヨード(PBI)及び甲状腺放射性ヨード摂取率の検査値に影響を及ぼすことがある。

適用上の注意

薬剤調製時の注意
深い創傷に使用する場合の希釈液としては注射用水か滅菌精製水を用い、水道水や精製水を用いないこと。
薬剤使用時の注意
  1. 外用にのみ使用し、内服しないこと。
  2. 眼に入らないように注意すること。入った場合には水でよく洗い流すこと。
  3. 粘膜、創傷面又は炎症部位に長期間又は広範囲に使用しないこと。
  4. 同一部位に反復使用した場合には、表皮の剝離を伴う急性の皮膚炎を起こすことがあるので注意すること。
  5. 口腔内に使用するときは、患部を乾燥させて塗布すること。
  6. 引火性があり、爆発の危険性もあるため、火気には十分注意すること。

薬効薬理

作用機序
ヨウ素及びエタノールの揮散性、殺菌作用、局所刺激作用により、主として外用殺菌、刺激剤としての薬効を有する。本剤の局所刺激作用は強力で、作用は速やかに発揮され持続性を有する。皮膚に塗布すると表皮細胞を壊死させ、皮膚から徐々に吸収されて内部組織にまで及ぶと考えられる 。本剤はヨードチンキを同量の70vol% エタノールで薄めたものであるから、皮膚、粘膜に対する作用はより緩和である 。

有効成分に関する理化学的知見

ヨウ素
一般的名称
ヨウ素(Iodine)
性状
灰黒色の板状又は粒状の重い結晶で、金属性の光沢があり、特異なにおいがある。
ジエチルエーテルに溶けやすく、エタノール(95)にやや溶けやすく、クロロホルムにやや溶けにくく、水に極めて溶けにくい。ヨウ化カリウム試液に溶ける。
常温で揮散する。
化学式
I
原子量
126.90

取扱い上の注意

火気を避けて保存すること。

包装

500mL(ガラス瓶)

主要文献

1
第十八改正 日本薬局方解説書.廣川書店.2021:C-5931-5933
2
第十八改正 日本薬局方解説書.廣川書店.2021:C-5933-5935

文献請求先及び問い合わせ先

吉田製薬株式会社  学術部
〒164-0011 東京都中野区中央5-1-10
TEL 03-3381-2004  FAX 03-3381-7728

製造販売業者等

製造販売元
東豊薬品株式会社
〒124-0025 東京都葛飾区西新小岩4-15-3
発売元
吉田製薬株式会社
〒164-0011 東京都中野区中央5-1-10

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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