医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

閲覧履歴

メドロール錠4mg

合成副腎皮質ホルモン剤

1錠 15.9円

作成又は改訂年月

**
2019年12月改訂
(第8版)
*
2016年9月改訂

日本標準商品分類番号

872456

日本標準商品分類番号等

1957年10月

薬効分類名

合成副腎皮質ホルモン剤

承認等

販売名

メドロール錠2mg

販売名コード

2456003F1034

承認・許可番号

21900AMX00657
Medrol Tablets 2mg

薬価基準収載年月

2007年6月

販売開始年月

2007年8月

貯法・使用期限等

貯法
室温保存
使用期限
最終年月を外箱等に記載

規制区分

処方箋医薬品注)
注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

1錠中:
有効成分(含量)
日局 メチルプレドニゾロン(2mg)
添加物
ステアリン酸カルシウム
精製白糖
トウモロコシデンプン
乳糖水和物
流動パラフィン
赤色3号

性状

含量2mg
外形
上面
下面
側面
長径8.2mm
短径5.6mm
厚さ2.3mm
重量105mg
識別コードUPJOHN
49
色調等淡紅色
割線入り
素錠

販売名

メドロール錠4mg

販売名コード

2456003F2030

承認・許可番号

21900AMX00658
Medrol Tablets 4mg

薬価基準収載年月

2007年6月

販売開始年月

2007年8月

貯法・使用期限等

貯法
室温保存
使用期限
最終年月を外箱等に記載

規制区分

処方箋医薬品注)
注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

1錠中:
有効成分(含量)
日局 メチルプレドニゾロン(4mg)
添加物
ステアリン酸カルシウム
トウモロコシデンプン
乳糖水和物
流動パラフィン

性状

含量4mg
外形
上面
下面
側面
長径8.2mm
短径5.6mm
厚さ2.2mm
重量100mg
識別コードUPJOHN
56
色調等白色
割線入り
素錠

一般的名称

メチルプレドニゾロン錠

禁忌

次の患者には投与しないこと
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
**デスモプレシン酢酸塩水和物(男性における夜間多尿による夜間頻尿)を投与中の患者[「相互作用」の項参照]
次の薬剤を投与しないこと
生ワクチン又は弱毒生ワクチン[「相互作用」の項参照]

原則禁忌

有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者[免疫機能を抑制し、宿主防御能を低下させるので、感染症を悪化させるおそれがある。]
消化性潰瘍、憩室炎の患者[消化管粘膜保護作用を減弱させ、また、組織の修復を阻害するので、症状を悪化させるおそれがある。]
精神病の患者[中枢神経刺激作用により、症状を悪化させるおそれがある。]
結核性疾患の患者[免疫機能を抑制し、宿主防御能を低下させ、症状を悪化又は顕性化させるおそれがあるので、適宜抗結核療法を併用すること。]
単純疱疹性角膜炎の患者[角膜に穿孔が生じるおそれがある。]
後嚢白内障の患者[水晶体嚢の透過性を変化させ、症状を悪化させるおそれがある。]
緑内障の患者[眼圧を上昇させ、症状を悪化させるおそれがある。]
高血圧症の患者[ナトリウム貯留作用により、症状を悪化させるおそれがある。]
電解質異常のある患者[電解質代謝に影響を与えるので、症状を悪化させるおそれがある。]
血栓症の患者[血液凝固促進作用により、症状を悪化させるおそれがある。]
最近行った内臓の手術創のある患者[組織の修復を阻害するので、創傷治癒が障害されるおそれがある。]
急性心筋梗塞を起こした患者[心破裂を起こしたとの報告がある。]

効能又は効果

※印:外用剤を用いても効果が不十分な場合、あるいは十分な効果を期待し得ないと推定される場合にのみ用いること。
内科・小児科領域
内分泌疾患
急性副腎皮質機能不全(副腎クリーゼ)、慢性副腎皮質機能不全(原発性、続発性、下垂体性、医原性)、副腎性器症候群、亜急性甲状腺炎、甲状腺中毒症〔甲状腺(中毒性)クリーゼ〕、甲状腺疾患に伴う悪性眼球突出症、ACTH単独欠損症
膠原病
リウマチ熱(リウマチ性心炎を含む)、エリテマトーデス(全身性及び慢性円板状)、多発性筋炎(皮膚筋炎)、全身性血管炎(高安動脈炎、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発血管炎、多発血管炎性肉芽腫症を含む)
アレルギー性疾患
気管支喘息、喘息性気管支炎(小児喘息性気管支炎を含む)、薬剤その他の化学物質によるアレルギー・中毒(薬疹、中毒疹を含む)、血清病、蕁麻疹(慢性例を除く)(重症例に限る)、アレルギー性血管炎及びその類症(急性痘瘡様苔癬状粃糠疹を含む)
血液疾患
溶血性貧血(免疫性又は免疫性機序の疑われるもの)、白血病(急性白血病、慢性骨髄性白血病の急性転化、慢性リンパ性白血病)(皮膚白血病を含む)、顆粒球減少症(本態性、続発性)、紫斑病(血小板減少性及び血小板非減少性)、再生不良性貧血、凝固因子の障害による出血性素因
神経疾患
脳脊髄炎(脳炎、脊髄炎を含む)(但し、一次性脳炎の場合は頭蓋内圧亢進症状がみられ、かつ他剤で効果が不十分なときに短期間用いること)、末梢神経炎(ギランバレー症候群を含む)、多発性硬化症(視束脊髄炎を含む)、小舞踏病、顔面神経麻痺、脊髄蜘網膜炎
消化器疾患
限局性腸炎、潰瘍性大腸炎、劇症肝炎(臨床的に重症とみなされるものを含む)、胆汁うっ滞型急性肝炎、慢性肝炎(活動型、急性再燃型、胆汁うっ滞型)(但し、一般的治療に反応せず肝機能の著しい異常が持続する難治性のものに限る)、肝硬変(活動型、難治性腹水を伴うもの、胆汁うっ滞を伴うもの)
呼吸器疾患
びまん性間質性肺炎(肺線維症)(放射線肺臓炎を含む)
結核性疾患
結核性髄膜炎(抗結核剤と併用する)、結核性胸膜炎(抗結核剤と併用する)、結核性腹膜炎(抗結核剤と併用する)
循環器疾患
ネフローゼ及びネフローゼ症候群、うっ血性心不全
重症感染症
重症感染症(化学療法と併用する)
新陳代謝疾患
特発性低血糖症
その他内科的疾患
サルコイドーシス(但し、両側肺門リンパ節腫脹のみの場合を除く)、重症消耗性疾患の全身状態の改善(癌末期、スプルーを含む)、悪性リンパ腫(リンパ肉腫症、細網肉腫症、ホジキン病、皮膚細網症、菌状息肉症)及び類似疾患(近縁疾患)、好酸性肉芽腫、乳癌の再発転移
外科領域
臓器・組織移植、侵襲後肺水腫、副腎皮質機能不全患者に対する外科的侵襲、蛇毒・昆虫毒(重症の虫さされを含む)
整形外科領域
関節リウマチ、若年性関節リウマチ(スチル病を含む)、リウマチ性多発筋痛
泌尿器科領域
前立腺癌(他の療法が無効の場合)、陰茎硬結
眼科領域
内眼・視神経・眼窩・眼筋の炎症性疾患の対症療法(ブドウ膜炎、網脈絡膜炎、網膜血管炎、視神経炎、眼窩炎性偽腫瘍、眼窩漏斗尖端部症候群、眼筋麻痺)、外眼部及び前眼部の炎症性疾患の対症療法で点眼が不適当又は不十分な場合(眼瞼炎、結膜炎、角膜炎、強膜炎、虹彩毛様体炎)、眼科領域の術後炎症
皮膚科領域
湿疹・皮膚炎群(急性湿疹、亜急性湿疹、慢性湿疹、接触皮膚炎、貨幣状湿疹、自家感作性皮膚炎、アトピー皮膚炎、乳・幼・小児湿疹、ビダール苔癬、その他の神経皮膚炎、脂漏性皮膚炎、進行性指掌角皮症、その他の手指の皮膚炎、陰部あるいは肛門湿疹、耳介及び外耳道の湿疹・皮膚炎、鼻前庭及び鼻翼周辺の湿疹・皮膚炎など)(但し、重症例以外は極力投与しないこと)、痒疹群(小児ストロフルス、蕁麻疹様苔癬、固定蕁麻疹を含む)(但し、重症例に限る。また、固定蕁麻疹は局注が望ましい)、乾癬及び類症〔尋常性乾癬(重症例)、関節症性乾癬、乾癬性紅皮症、膿疱性乾癬、稽留性肢端皮膚炎、疱疹状膿痂疹、ライター症候群〕、掌蹠膿疱症(重症例に限る)、扁平苔癬(重症例に限る)、成年性浮腫硬化症、紅斑症(多形滲出性紅斑、結節性紅斑)(但し、多形滲出性紅斑の場合は重症例に限る)、IgA血管炎、ウェーバークリスチャン病、粘膜皮膚眼症候群〔開口部びらん性外皮症、スチブンス・ジョンソン病、皮膚口内炎、フックス症候群、ベーチェット病(眼症状のない場合)、リップシュッツ急性陰門潰瘍〕、レイノー病、円形脱毛症(悪性型に限る)、天疱瘡群(尋常性天疱瘡、落葉状天疱瘡、Senear-Usher症候群、増殖性天疱瘡)、デューリング疱疹状皮膚炎(類天疱瘡、妊娠性疱疹を含む)、先天性表皮水疱症、帯状疱疹(重症例に限る)、紅皮症(ヘブラ紅色粃糠疹を含む)、顔面播種状粟粒性狼瘡(重症例に限る)、潰瘍性慢性膿皮症、強皮症
耳鼻咽喉科領域
血管運動(神経)性鼻炎、アレルギー性鼻炎、花粉症(枯草熱)、進行性壊疽性鼻炎、耳鼻咽喉科領域の手術後の後療法、難治性口内炎及び舌炎(局所療法で治癒しないもの)

用法及び用量

通常、成人にはメチルプレドニゾロンとして1日4〜48mgを1〜4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

感染症の患者[免疫機能を抑制し、宿主防御能を低下させ、症状を悪化させるおそれがある。また、炎症反応を抑制し、徴候を隠蔽するおそれがあるので、感染症に対する適切な処置を行うこと。]
糖尿病の患者[糖新生を促進させ、また、細胞のインスリンに対する感受性を低下させるので、症状を悪化させるおそれがある。]
骨粗鬆症の患者[骨基質の合成を阻害し、骨形成を抑制するので、症状を悪化させるおそれがある。]
腎不全の患者、うっ血性心不全の患者[ナトリウム貯留作用により、症状を悪化させるおそれがある。]
甲状腺機能低下のある患者、肝硬変の患者[代謝が阻害され、副作用があらわれるおそれがある。]
脂肪肝、脂肪塞栓症の患者[脂質代謝に影響を与えるので、症状を悪化させるおそれがある。]
重症筋無力症の患者[使用当初、一時症状を悪化させるおそれがある。]
潰瘍性大腸炎(切迫穿孔、膿瘍、他の化膿性感染症の疑いがある場合)の患者[炎症反応を抑制するので、これらの疑いがある場合、その徴候を隠蔽するおそれがある。]
高齢者[「高齢者への投与」の項参照]

重要な基本的注意

本剤の投与により、誘発感染症、続発性副腎皮質機能不全、消化性潰瘍、糖尿病、精神障害等の重篤な副作用があらわれることがあるので、本剤の投与にあたっては、次の注意が必要である。
投与に際しては特に適応、症状を考慮し、他の治療法によって十分に治療効果が期待できる場合には、本剤を投与しないこと。また、局所的投与で十分な場合には、局所療法を行うこと。
投与中は副作用の出現に対し、常に十分な配慮と観察を行い、また、患者をストレスから避けるようにし、事故、手術等の場合には増量するなど適切な処置を行うこと。
副腎皮質ホルモン剤の連用後、投与を急に中止すると、ときに発熱、頭痛、食欲不振、脱力感、筋肉痛、関節痛、ショック等の離脱症状があらわれることがあるので、投与を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行うこと。離脱症状があらわれた場合には、直ちに再投与又は増量すること。
副腎皮質ホルモン剤を投与されたB型肝炎ウイルスキャリアの患者において、B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。本剤の投与期間中及び投与終了後は継続して肝機能検査値や肝炎ウイルスマーカーのモニタリングを行うなど、B型肝炎ウイルス増殖の徴候や症状の発現に注意すること。異常が認められた場合には、本剤の減量を考慮し、抗ウイルス剤を投与するなど適切な処置を行うこと。なお、投与開始前にHBs抗原陰性の患者において、B型肝炎ウイルスによる肝炎を発症した症例が報告されている。
特に、本剤投与中に水痘又は麻疹に感染すると、致命的な経過をたどることがあるので、次の注意が必要である。
本剤投与前に水痘又は麻疹の既往や予防接種の有無を確認すること。
水痘又は麻疹の既往のない患者においては、水痘又は麻疹への感染を極力防ぐよう常に十分な配慮と観察を行うこと。感染が疑われる場合や感染した場合には、直ちに受診するよう指導し、適切な処置を講ずること。
水痘又は麻疹の既往や予防接種を受けたことがある患者であっても、本剤投与中は、水痘又は麻疹を発症する可能性があるので留意すること。
強皮症患者における強皮症腎クリーゼの発現率は、副腎皮質ホルモン剤投与患者で高いとの報告がある。本剤を強皮症患者に投与する場合は、血圧及び腎機能を慎重にモニターし、強皮症腎クリーゼの徴候や症状の出現に注意すること。また、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。

相互作用

本剤は主として薬物代謝酵素CYP3A4で代謝される。

併用禁忌

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
生ワクチン又は弱毒生ワクチン
 (乾燥BCGワクチン等)
ワクチン株の異常増殖又は毒性の復帰があらわれるおそれがある。免疫抑制が生じる量の副腎皮質ホルモン剤の投与を受けている患者
**デスモプレシン酢酸塩水和物(ミニリンメルト)(男性における夜間多尿による夜間頻尿)**低ナトリウム血症が発現するおそれがある。**機序不明

併用注意

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
シクロスポリン双方の血中濃度が上昇するおそれがある。また、痙攣が起こるおそれがある。必要に応じて本剤又はシクロスポリンを減量するなど用量に注意すること。相互に代謝が阻害される。
エリスロマイシン
イトラコナゾール
ミコナゾール
キヌプリスチン
ダルホプリスチン
エストロゲン(経口避妊薬を含む)
アプレピタント
本剤の作用が増強するおそれがある。必要に応じて本剤又はこれらの薬剤を減量するなど用量に注意すること。これらの薬剤が代謝酵素(CYP3A4)を阻害することにより、本剤の代謝が阻害される。
抗凝血剤
 パルナパリンナトリウム
 ワルファリンカリウム等
抗凝血剤の作用を増強又は減弱させるおそれがある。必要に応じて本剤又は抗凝血剤の用量を調節すること。本剤は血液凝固能を高め、抗凝血剤の効果に拮抗する可能性がある。また一方、本剤の消化器系の副作用により、抗凝血剤の出血の危険性が増大する可能性がある。
非脱分極性筋弛緩剤
 ベクロニウム臭化物
 パンクロニウム臭化物等
非脱分極性筋弛緩剤の作用を増強又は減弱させるおそれがある。また、併用により短期間でミオパチーがあらわれ、四肢麻痺に至るおそれがある。必要に応じて本剤又は非脱分極性筋弛緩剤の用量を調節すること。機序不明
非ステロイド性解熱鎮痛消炎剤
 サザピリン
 ジクロフェナク等
消化器系の副作用(消化性潰瘍、消化管出血等)を起こすおそれが高くなる。必要に応じて本剤又は非ステロイド性解熱鎮痛消炎剤を減量するなど用量に注意すること。ともに消化器系の副作用を起こすおそれがある。
カリウム排泄型利尿剤
 トリクロルメチアジド
 ヒドロクロロチアジド
 フロセミド等
低カリウム血症があらわれるおそれがある。必要に応じて本剤又はカリウム排泄型利尿剤を減量するなど用量に注意すること。カリウム排泄が促進される。
ジゴキシンジゴキシン中毒があらわれるおそれがある。必要に応じて本剤又はジゴキシンを減量するなど用量に注意すること。カリウム排泄による血中カリウム値低下により、ジゴキシンの作用が増強する。
サリチル酸誘導体
 サザピリン
 アスピリン等
サリチル酸中毒(めまい、耳鳴、悪心・嘔吐、過呼吸、高熱、意識障害等の症状)を起こすおそれがある。必要に応じて本剤又はサリチル酸誘導体の用量を調節すること。サリチル酸中毒があらわれた場合には、サリチル酸誘導体の投与を中止するなど適切な処置を行うこと。本剤はサリチル酸誘導体の代謝・排泄を促進すると考えられているので、本剤の急な減量又は中止により、血清中のサリチル酸誘導体の濃度が増加すると考えられる。
バルビツール酸誘導体
 フェノバルビタール等
フェニトイン
リファンピシン
カルバマゼピン
本剤の作用が減弱するおそれがある。必要に応じて本剤又はこれらの薬剤の用量を調節すること。本剤の代謝が促進される。
経口糖尿病用剤
 アカルボース
 トルブタミド等
インスリン製剤
これらの薬剤の効果が減弱されるおそれがある。必要に応じて本剤又はこれらの薬剤の用量を調節すること。本剤の糖新生促進作用等により、血糖値を上昇させる

副作用

副作用等発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

感染症(頻度不明)
ウイルス、細菌、真菌、原虫、寄生虫等による感染症の誘発又は徴候の隠蔽、感染症の悪化等があらわれることがある。これらの感染症の発現頻度は、副腎皮質ホルモン剤を増量すると高くなるとの報告があるので、抗菌剤等による適切な処置を行うこと。また、B型肝炎ウイルスの増殖による肝炎があらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
続発性副腎皮質機能不全(頻度不明)
続発性副腎皮質機能不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに再投与又は増量するなど適切な処置を行うこと。
骨粗鬆症(頻度不明)、骨頭無菌性壊死(頻度不明)
骨粗鬆症があらわれ、脊椎圧迫骨折、病的骨折を起こすことがある。また、大腿骨及び上腕骨等の骨頭無菌性壊死があらわれることがあるので、疼痛等の症状の観察を十分に行い、異常が認められた場合にはMRI等の検査を実施し、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
胃腸穿孔(頻度不明)、消化管出血(頻度不明)、消化性潰瘍(頻度不明)
胃腸穿孔、消化管出血、消化性潰瘍があらわれることがあるので、便潜血のチェック等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
ミオパチー(頻度不明)
連用によりミオパチーがあらわれることがあるので、筋力低下等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
血栓症(頻度不明)
血栓症があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
心筋梗塞(頻度不明)、脳梗塞(頻度不明)、動脈瘤(頻度不明)
心筋梗塞、脳梗塞、動脈瘤があらわれたとの報告があるので、長期投与を行う場合には、観察を十分に行うこと。
頭蓋内圧亢進(頻度不明)、痙攣(頻度不明)
頭蓋内圧亢進、痙攣があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
精神変調(頻度不明)、うつ状態(頻度不明)
精神変調、うつ状態があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
糖尿病(頻度不明)
糖尿病があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
*緑内障(頻度不明)、後嚢白内障(頻度不明)、中心性漿液性脈絡網膜症(頻度不明)、多発性後極部網膜色素上皮症(頻度不明)
連用により眼圧上昇、緑内障、後嚢白内障(症状:眼のかすみ)、中心性漿液性脈絡網膜症・多発性後極部網膜色素上皮症(症状:視力の低下、ものがゆがんで見えたり小さく見えたり、視野の中心がゆがんで見えにくくなる。中心性漿液性脈絡網膜症では限局性の網膜剥離がみられ、進行すると広範な網膜剥離を生じる多発性後極部網膜色素上皮症となる。)を来すことがあるので、定期的に検査をすることが望ましい。なお、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
心破裂(頻度不明)
急性心筋梗塞を起こした患者で、心破裂があらわれたとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
うっ血性心不全(頻度不明)
うっ血性心不全があらわれたとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には心電図等の検査を実施し、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
食道炎(頻度不明)
食道炎があらわれたとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
カポジ肉腫(頻度不明)
カポジ肉腫があらわれたとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
腱断裂(頻度不明)
アキレス腱等の腱断裂があらわれたとの報告があるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
アナフィラキシー(頻度不明)
アナフィラキシーがあらわれたとの報告があるので、呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等の観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、血圧の維持、体液の補充管理、気道の確保等の適切な処置を行うこと。

その他の副作用

内分泌(頻度不明)
月経異常、クッシング様症状
消化器(頻度不明)
膵炎、下痢、悪心・嘔吐、胃痛、胸やけ、腹部膨満感、口渇、食欲不振、食欲亢進
循環器(頻度不明)
血圧上昇
精神神経系(頻度不明)
多幸症、不眠、頭痛、めまい
筋・骨格(頻度不明)
筋力低下、筋肉痛、関節痛
脂質・蛋白質代謝(頻度不明)
満月様顔貌、野牛肩、窒素負平衡
肝臓(頻度不明)
AST(GOT)、ALT(GPT)、Al-Pの上昇、脂肪肝
体液・電解質(頻度不明)
浮腫、低カリウム性アルカローシス、カリウム低下、ナトリウム貯留
(頻度不明)
網膜障害、眼球突出
血液(頻度不明)
白血球増多
皮膚(頻度不明)
創傷治癒障害、紫斑、皮下溢血、ざ瘡、多毛症、脱毛、色素沈着、皮膚線条、発汗異常、皮膚菲薄化・脆弱化、脂肪織炎
過敏症(頻度不明)
発疹、紅斑、そう痒
その他(頻度不明)
発熱、疲労感、ステロイド腎症、体重増加、精子数及びその運動性の増減、仮性脳腫瘍、易刺激性

高齢者への投与

高齢者には慎重に投与すること。[高齢者に長期投与した場合、感染症の誘発、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧症、後嚢白内障、緑内障等の副作用があらわれやすい。]

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。[動物実験(マウス)で催奇形作用(口蓋裂)が報告されており、また、新生児に副腎不全を起こすことがある。]
授乳婦
本剤投与中は授乳を避けさせること。[母乳中へ移行することがある。]

小児等への投与

観察を十分に行うこと。[小児等の発育抑制があらわれることがある。]
長期投与した場合、頭蓋内圧亢進症状があらわれることがある。

その他の注意

β2-刺激剤との併用により、低カリウム血症があらわれることがある。
外国において、死菌ワクチン又は不活化ワクチンの効果を減弱させるとの報告がある。
副腎皮質ホルモン剤の投与により、皮膚試験の反応が抑制されることがあるので、本剤投与中に皮膚試験を実施する場合は注意すること。

薬物動態

血中濃度1)注
メチルプレドニゾロン40mgを単回経口投与した場合の血漿中濃度は、投与2時間後に最高値329ng/mLに達する(20人平均)。
注:日本人のデータではない。
[参考]2)
ラット臀筋内にメチルプレドニゾロンを注入し、一定時間後の各臓器の最高値を比較すると、肝、腎で最も高く、次いで副腎、脾、心筋、肺、大腸、筋肉であった。
主に肝で代謝され、一次代謝は主として還元反応、二次代謝は抱合反応及び腸肝循環が推測される。
排泄経路は主として糞中であり、48時間排泄で尿中20.9%、糞中45.6%であった。

薬効薬理の表

3〜6)
作用対象投与法基準ステロイド効力比
(基準ステロイドの効力=1)
抗炎症作用ラット(雄、雌)皮下hydrocortisone
prednisolone
6
2
肝グリコーゲン
沈着作用
副腎摘出ラット(雄)皮下hydrocortisone
prednisolone
10
3
肝グリコーゲン
沈着作用
副腎摘出ラット(雄)経口hydrocortisone
prednisolone
16
3
抗リウマチ作用ヒト経口prednisolone同程度
好酸球減少作用ヒト経口hydrocortisone
prednisolone
5
5/4
血糖上昇作用ヒト経口hydrocortisone
prednisolone
5
5/4
副腎抑制作用ヒト経口prednisolone同程度
Na貯留作用副腎摘出ラット(雄)皮下貯留作用なし貯留作用なし
Na貯留作用ヒト経口貯留作用なし貯留作用なし

有効成分に関する理化学的知見

一般名
メチルプレドニゾロン(Methylprednisolone)
化学名
11β,17,21-Trihydroxy-6α-methylpregna-1,4-diene-3,20-dione
分子式
C22H30O5
分子量
374.47
構造式
性状
白色の結晶性の粉末で、においはない。
メタノール又は1,4-ジオキサンにやや溶けにくく、エタノール(95)又はクロロホルムに溶けにくく、水又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
融点:232〜240℃(分解)

包装

メドロール錠2mg:100錠(SP)
メドロール錠4mg:100錠(SP)

主要文献及び文献請求先

主要文献

1
Colburn, W.A.et al.:Steroids 22(5):687,1973 [L19970424023]
2
嶺尾 徹:日本内分泌学会雑誌 52(12):1243,1976 [L20030602027]
3
Lyster, S.C.et al.:Proc Soc Exp Biol Med 94(1):159,1957 [L20030526041]
4
Boland, E.W.et al.:Ann Rheum Dis 16:297,1957 [L20030602033]
5
West, K.M.:Metabolism 7:441,1958 [L20030602036]
6
Dulin, W.E.et al.:Metabolism 7:398,1958 [L20030602039]

文献請求先

ファイザー株式会社 製品情報センター
〒151-8589 東京都渋谷区代々木3-22-7
学術情報ダイヤル 0120-664-467
FAX 03-3379-3053

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売
ファイザー株式会社
東京都渋谷区代々木3-22-7

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

MESSAGE

MESSAGE

LABEL