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Kauppila A., et al.:Eur. J. Clin. Pharmacol. 1983;25(6):819-823
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日本薬局方解説書編集委員会編:第十八改正 日本薬局方解説書 2021:C-5728-5731
消化器機能調整剤
1管 57円
有効成分 | 1アンプル(2mL)中 塩酸メトクロプラミド 10mg (メトクロプラミドとして7.67mg) |
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添加剤 | 塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム水和 |
pH | 4.5~5.5 |
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性状 | 無色澄明の液 |
浸透圧比 (生理食塩水に対する比) | 約1 |
1回投与量 |
塩酸メトクロプラミドとして10㎎、注射液1管 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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フェノチアジン系薬剤 プロクロルペラジン クロルプロマジン チエチルペラジン等 ブチロフェノン系薬剤 ハロペリドール等 ラウオルフィアアルカロイド薬剤 レセルピン等 ベンザミド系薬剤 スルピリド チアプリド等 | 内分泌機能異常、錐体外路症状が発現しやすくなる。 | 本剤及びこれらの薬剤は抗ドパミン作用を有するため、併用により抗ドパミン作用が強くあらわれる。 |
ジギタリス剤 ジゴキシン ジギトキシン等 | ジギタリス剤飽和時の指標となる悪心・嘔吐、食欲不振症状を不顕性化するおそれがある。 | 本剤の制吐作用による。 |
カルバマゼピン | カルバマゼピンの中毒症状(眠気、悪心・嘔吐、眩暈等)があらわれることがある。 | 機序不明 |
抗コリン剤 アトロピン硫酸塩水和物 ブチルスコポラミン臭化物等 | 相互に消化管における作用を減弱するおそれがある。 | 本剤は消化管運動を亢進するため、抗コリン剤の消化管運動抑制作用と拮抗する。 |
頻度不明 | |
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錐体外路症状注) | 手指振戦、筋硬直、頸・顔部の攣縮、眼球回転発作、焦燥感 |
内分泌 | 無月経、乳汁分泌、女性型乳房 |
消化器 | 胃の緊張増加、腹痛、下痢、便秘 |
循環器 | 血圧降下、頻脈、不整脈 |
精神神経系 | 眠気、頭痛、頭重、興奮、不安 |
過敏症 | 発疹、浮腫 |
その他 | めまい、倦怠感 |