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閲覧履歴

マーロックス懸濁用配合顆粒

消化性潰瘍・胃炎治療剤

1g 15円

作成又は改訂年月

**
2014年11月改訂
(第15版)
*
2013年9月改訂

日本標準商品分類番号

872349

薬効分類名

消化性潰瘍・胃炎治療剤

承認等

販売名

マーロックス懸濁用配合顆粒

販売名コード

2349101D1253

承認・許可番号

22100AMX01312
Maalox

薬価基準収載年月

2009年9月

販売開始年月

1994年11月

貯法・使用期限等

貯  法
室温保存(開封後は湿気を避けて保存)
使用期限
外箱に表示

組成

有効成分(1g中)
日局乾燥水酸化アルミニウムゲル448mg
(酸化アルミニウムとして224mg)
水酸化マグネシウム400mg
添加物
D‐マンニトール、結晶セルロース、カルメロースカルシウム

性状

色・剤形 白色・顆粒
におい なし
なし

一般的名称

乾燥水酸化アルミニウムゲル・水酸化マグネシウム配合剤

禁忌

透析療法を受けている患者[長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等があらわれることがある。]

効能又は効果

下記疾患における制酸作用と症状の改善
胃・十二指腸潰瘍、胃炎、上部消化管機能異常

用法及び用量

通常成人には1日1.6g〜4.8gを数回に分割し、本品1gに対し用時約10mLの水に懸濁して経口投与するか、または、そのまま経口投与する。なお、年齢・症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

腎障害のある患者[高マグネシウム血症、長期投与によりアルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血等があらわれるおそれがあるので、定期的に血中マグネシウム、アルミニウム、リン、カルシウム、アルカリフォスファターゼ等の測定を行うこと。]
心機能障害のある患者[マグネシウムは、心機能を抑制する作用がある。]
下痢のある患者[水酸化マグネシウムの緩下作用により、下痢を促進するおそれがある。]
高マグネシウム血症の患者[血中マグネシウム濃度を上昇させるおそれがある。]
リン酸塩低下のある患者[アルミニウムは無機リンの吸収を阻害する。]

相互作用

相互作用の概略

本剤の吸着作用又は消化管内・体液のpH上昇により、併用薬剤の吸収・排泄に影響を与えることがあるので、慎重に投与すること。

併用注意

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
ペニシラミン1)ペニシラミンの効果を減弱するおそれがある。 同時投与した場合、ペニシラミンの吸収率が低下するとの報告がある。
ミコフェノール酸 モフェチル2)ミコフェノール酸 モフェチルの作用が減弱するおそれがある。 併用により、ミコフェノール酸 モフェチルの吸収が減少したとの報告がある。
アジスロマイシン水和物3)アジスロマイシン水和物の最高血中濃度低下の報告がある。 機序不明
テトラサイクリン系抗生物質
 テトラサイクリン、ミノサイクリン 等
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。 キレートを形成し、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
ニューキノロン系抗菌剤
 エノキサシン水和物、シプロフロキサシン、ノルフロキサシン 等
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。 キレートを形成し、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
ビスホスホン酸塩系骨代謝改善剤
 エチドロン酸二ナトリウム
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。 キレートを形成し、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
ジギタリス製剤
 ジゴキシン 等
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。 消化管内で本剤と吸着することにより、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
甲状腺ホルモン剤
 レボチロキシンナトリウム水和物 等
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。 消化管内で本剤と吸着することにより、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
胆汁酸製剤
 ウルソデオキシコール酸、ケノデオキシコール酸
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。 消化管内で本剤と吸着することにより、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
フェキソフェナジンこれらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。 消化管内で本剤と吸着することにより、これらの薬剤の吸収が阻害されると考えられる。
鉄剤
 硫酸鉄水和物、フマル酸第一鉄 等
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。 本剤による胃内pHの上昇及び難溶性塩形成により、これらの薬剤の吸収が阻害されるとの報告がある。
セフジニル
セフポドキシム プロキセチル
これらの併用薬剤の効果を減弱させることがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。 機序は不明であるが、これらの薬剤の吸収が阻害されるとの報告がある。
活性型ビタミンD3製剤
 アルファカルシドール、カルシトリオール
高マグネシウム血症を起こすことがあるので、慎重に投与すること。 これらの薬剤によりマグネシウムの腸管からの吸収が促進することが考えられる。(特に腎障害のある患者)
クエン酸製剤
 クエン酸カリウム、クエン酸ナトリウム水和物 等
血中アルミニウム濃度が上昇することがあるので、同時に服用させないなど慎重に投与すること。 キレートを形成し、アルミニウムの吸収が促進されると考えられる。
血清カリウム抑制イオン交換樹脂
 ポリスチレンスルホン酸カルシウム、ポリスチレンスルホン酸ナトリウム
アルカローシスがあらわれることがある。観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 本剤の金属カチオンとイオン交換樹脂が結合することにより、腸管内に分泌された重炭酸塩が中和されずに再吸収されるためと考えられる。
大量の牛乳
カルシウム製剤
milk‐alkali syndrome(高カルシウム血症、高窒素血症、アルカローシス等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には投与を中止すること。 機序は不明であるが、血清カルシウムの上昇と本剤による血中pHの上昇が関与すると考えられる。
**ドルテグラビルナトリウム4)**ドルテグラビルの血漿中濃度をCmaxで72%、C24で74%低下させる。ドルテグラビルナトリウムは本剤投与2時間前又は6時間後の投与が推奨される。 **錯体を形成することにより、ドルテグラビルの吸収が阻害される。

副作用

副作用等発現状況の概要

総計73例中副作用は4例4件(5.5%)に認められ、その内訳は便秘、下痢等であった。5,6)(承認時)

その他の副作用

*過敏症
頻度不明
そう痒、蕁麻疹、血管浮腫
消化器
0.1〜5%未満
食欲不振、悪心、胃部不快感、便秘、下痢等
*代謝異常注)
頻度不明
高マグネシウム血症、低リン酸血症7)及びそれに伴うクル病・骨軟化症・高カルシウム尿症
長期投与注)
頻度不明
アルミニウム脳症、アルミニウム骨症、貧血
その他の副作用の注意
注)長期又は大量投与により発現することがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量又は休薬等の適切な処置を行うこと。

高齢者への投与

一般に高齢者では、副作用があらわれやすいので注意すること。[生理機能が低下していることが多い。]

小児等への投与

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない。[使用経験が少ない。]

過量投与

*症状
通常の患者において予測される症状は下痢、腹痛、嘔吐等であるが、腎障害のある患者では過量投与により、高マグネシウム血症があらわれることがある。
処置
大量の過量服用の場合には、胃洗浄ならびにマグネシウム非含有下剤の投与等の適切な処置を行う。

適用上の注意

服用時
本剤は用時懸濁し、懸濁後は速やかに服用すること。
また、本剤を水とともに経口投与するにあたっては、コップ1杯の水とともに服用すること。

臨床成績

胃炎、胃・十二指腸潰瘍、上部消化管機能異常の患者に本剤を単独投与した88例のうち、効果判定不能3例を除く対象症例は85例で、有効以上の有効率は91.8%(78/85)であった5,6,8)

薬効薬理

制酸作用
in vitro(Fuchs変法)及び健康成人男性において、制酸作用が認められた9〜11)
胃粘膜付着作用
成人男性胃潰瘍患者及び食道潰瘍患者において、潰瘍部位への付着が観察された12,13)
抗胃粘膜病変・抗潰瘍作用
ラットにおける塩酸―エタノール、エタノール、幽門結紮―アスピリン等の壊死性物質及びストレス(水浸拘束)による胃粘膜病変、潰瘍に対して抗胃粘膜病変、抗潰瘍作用が認められた14〜16)

有効成分に関する理化学的知見

一般名
乾燥水酸化アルミニウムゲル
(Dried Aluminum Hydroxide Gel)
性 状
本品は白色の無晶性の粉末で、におい及び味はない。本品は水、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。本品は希塩酸又は水酸化ナトリウム試液に大部分溶ける。
一般名
水酸化マグネシウム
(Magnesium Hydroxide)
性 状
本品は白色の粉末で、においはない。本品は水又はエタノールにほとんど溶けない。本品は希塩酸に溶ける。

包装

360g[1.2g×300包]
1260g[1.2g×1050包]
2160g[1.2g×1800包]
500g

主要文献及び文献請求先

主要文献

1
Osman, MA., et al.:Clinical Pharmacology and Therapeutics, 33(4), 465, 1983[MLX0022]
2
BULLINGHAM, R., et al.:British Journal of Clinical Pharmacology, 41(6), 513, 1996[MLX0023]
3
FOULDS, G., et al.:Journal of Clinical Pharmacology, 31(2), 164, 1991[MLX0024]
4
**Patel P., et al.:J. Antimicrob. Chemother., 66(7), 1567, 2011[MLX1411]
5
高橋恒男 他:基礎と臨床, 24(12), 6375, 1990[MLX0002]
6
佐々部正孝 他:基礎と臨床, 24(12), 6384, 1990[MLX0003]
7
飯田喜俊 他:日本臨床, 36(10), 3487, 1978[MLX0026]
8
高橋恒男 他:基礎と臨床, 28(12), 3855, 1994[MLX0004]
9
社内資料:in vitroでのマーロックス液との同等性試験[MLX10]
10
吉沢良平 他:新薬と臨床, 18(3), 329, 1969[MLX0005]
11
井上正規 他:Progress in Medicine, 17(3), 661, 1997[MLX0006]
12
久保田譲 他:新薬と治療, 30(6), 33, 1980[MLX0008]
13
小林英司 他:診療と新薬, 24(12), 2553, 1987[MLX0007]
14
社内資料:ラットにおけるin vivoでのマーロックス液との同等性試験[MLX11]
15
福田 隆 他:基礎と臨床, 28(10), 2889, 1994[MLX0009]
16
金沢 寛 他:医学のあゆみ, 114(11), 919, 1980[MLX0010]

文献請求先

主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください。

サノフィ株式会社 コールセンター くすり相談室
〒163‐1488 東京都新宿区西新宿三丁目20番2号
フリーダイヤル 0120‐109‐905
(03)6301‐3010

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

製造販売
サノフィ株式会社
〒163‐1488 東京都新宿区西新宿三丁目20番2号

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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