添付文書番号
2339114F1034_1_04
企業コード
780009
作成又は改訂年月
日本標準商品分類番号
872339
薬効分類名
消化酵素製剤
承認等
販売名
エクセラーゼ配合錠
販売名コード
販売名英字表記
EXCELASE COMBINATION TABLETS
販売名ひらがな
えくせらーぜはいごうじょう
承認番号等
販売開始年月
貯法、有効期間
一般的名称
サナクターゼM・メイセラーゼ・プロクターゼ・オリパーゼ2S・膵臓性消化酵素TA
禁忌(次の患者には投与しないこと)
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
ウシ又はブタたん白質に対し過敏症の既往歴のある患者
組成・性状
組成
エクセラーゼ配合錠
有効成分 | 外層 1錠中 サナクターゼM 50mg メイセラーゼ 50mg プロクターゼ 100mg オリパーゼ2S 20mg | 腸溶性内核錠 1錠中 膵臓性消化酵素TA 100mg |
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添加剤 | 乳糖水和物、カルメロースカルシウム、結晶セルロース、ステアリン酸マグネシウム、軽質無水ケイ酸、ヒプロメロース、マクロゴール6000、マクロゴール400、酸化チタン、ポリソルベート80、シリコーン樹脂、カルナウバロウ、タルク、メタクリル酸コポリマーLD、ラウリル硫酸ナトリウム 香料、プロピレングリコール |
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製剤の性状
エクセラーゼ配合錠
剤形 | フィルムコーティング錠注) |
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色調 | 白色 |
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外形 | 表面 裏面 側面 |
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大きさ | 大きさ(直径) 10.7(mm) 大きさ(厚さ) 5.7(mm) |
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質量 | 0.465(g) |
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効能又は効果
用法及び用量
通常、成人1回1錠を1日3回食後直ちに経口投与する。
年齢、症状により適宜増減する。
特定の背景を有する患者に関する注意
妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ投与すること。
授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は中止を検討すること。
副作用
次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
その他の副作用
| 5%以上又は頻度不明 | 0.1~5%未満 |
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過敏症 | くしゃみ、流涙、皮膚発赤、発疹 | |
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消化器 | | 食欲不振、胃部膨満感、悪心、下痢 |
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適用上の注意
薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。
臨床成績
有効性及び安全性に関する試験
全国の医療機関より寄せられた一般臨床試験報告では、有効率71.0%(298/420例)を示した。
薬効薬理
作用機序
でんぷん消化酵素、たん白消化酵素、脂肪消化酵素、繊維分解酵素の各酵素は胃内および腸内でそれぞれの活性pH域で消化作用を発揮する。
各酵素の活性pH域と基質
酵素 | 作用基質 | 活性pH域 |
サナクターゼM メイセラーゼ プロクターゼ オリパーゼ2S 膵臓性消化酵素TA | でんぷん 繊維素 たん白 脂肪 でんぷん・たん白・脂肪 | 2.0~ 6.0 2.0~ 6.0 1.0~ 4.0 4.5~ 9.0 5.5~11.0 |
有効成分に関する理化学的知見
19.1 サナクターゼM
一般的名称
サナクターゼM
性状
サナクターゼMは黄白色~淡褐色の粉末で、わずかに特異なにおいがあり、味はない。
19.2 メイセラーゼ
一般的名称
メイセラーゼ
性状
メイセラーゼは淡黄色~淡黄褐色の粉末である。
19.3 プロクターゼ
一般的名称
プロクターゼ
性状
プロクターゼは微黄色~淡褐色の粉末である。
19.4 オリパーゼ2S
一般的名称
オリパーゼ2S
性状
オリパーゼ2Sは白色~淡黄褐色の粉末で、わずかに特異なにおいがある。
19.5 膵臓性消化酵素TA
一般的名称
膵臓性消化酵素TA
性状
膵臓性消化酵素TAは淡黄色~淡黄褐色の粉末で、特異なにおいがある。
取扱い上の注意
包装
PTP包装 1,200錠(20錠×60) 2,100錠(21錠×100)
バラ包装(袋入) 3,000錠(200錠×15袋)
文献請求先及び問い合わせ先
Meiji Seika ファルマ株式会社 くすり相談室
〒104-8002 東京都中央区京橋2-4-16
製造販売業者等
Meiji Seika ファルマ株式会社
東京都中央区京橋2-4-16