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タンニン酸アルブミン原末「マルイシ」

止瀉剤

1g 7.3円

作成又は改訂年月

2023年10月改訂
(第3版)

日本標準商品分類番号

872312

日本標準商品分類番号等

1981年8月

薬効分類名称

止瀉剤

承認等

販売名

タンニン酸アルブミン原末「マルイシ」

販売名コード

2312001X1235

承認・許可番号

22100AMX01383

薬価基準収載年月

2009年9月

販売開始年月

2013年7月

貯法・使用期限等

貯法
遮光し、室温保存
使用期限
3年(表示の使用期限を参照すること。)
注意
<配合禁忌>アルカリにより分解する。

基準名

日本薬局方 タンニン酸アルブミン

組成

本品はタンニン酸とたん白質との化合物である。
たん白質の基原は乳性カゼインである。

性状

淡褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。
水又はエタノール(95)にほとんど溶けない。
水酸化ナトリウム試液を加えるとき、混濁して溶ける。

禁忌

出血性大腸炎の患者[腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢患者では、症状の悪化、治療期間の延長をきたすおそれがある。]
牛乳アレルギーのある患者[ショック又はアナフィラキシー様症状を起こすことがある。]
本剤に対し過敏症の既往歴のある患者

原則禁忌

細菌性下痢患者[治療期間の延長をきたすおそれがある。]

効能又は効果

下痢症

用法及び用量

タンニン酸アルブミンとして、通常成人1日3〜4gを3〜4回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

肝障害のある患者[肝障害を悪化させるおそれがある。]

相互作用

併用禁忌

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
経口鉄剤
(フェロミア、フェロ・グラデュメット、インクレミンシロップ、フェルムカプセル)
併用により相互に作用が減弱することがあるので併用をしないこと。鉄と結合し、タンニン酸鉄となり、タンニン酸による収れん作用が減弱する。

併用注意

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
塩酸ロペラミド
(ロペミン)
塩酸ロペラミドの効果が減弱するおそれがあるので、投与間隔をあけるなど併用に注意すること。本剤が塩酸ロペラミドを吸着することが考えられる。

副作用

副作用等発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

ショック、アナフィラキシー様症状(頻度不明):
ショック、アナフィラキシー様症状を起こすことがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、蕁麻疹、顔面浮腫等の過敏症状あるいは気管支喘息発作等の症状が発現した場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

頻度不明
長期・大量投与注)肝障害
消化器便秘、食欲不振
注)長期又は大量投与は避けること。

高齢者への投与

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意すること。

包装

 500g

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

販売
ニプロ株式会社
大阪府摂津市千里丘新町3番26号
製造販売元
丸石製薬株式会社
大阪市鶴見区今津中2−4−2

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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