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Wilkinson, G. R. et al.:J. Pharmacol. Exp. Ther.,1968;162(1):139-147
2
第十八改正日本薬局方解説書.廣川書店.2021:C-5661-C-5665
3
Kiyomoto, A. et al.:Arzneimittelforschung,1970;20:46-52
4
高木敬次郎 他:薬学雑誌,1961;81(2):261-265
5
廣川浩一 他:臨床皮膚泌尿器科,1955;9(4):206-209
鎮咳剤
1g 7.3円
有効成分 | 100g中 日局dl-メチルエフェドリン塩酸塩 10g |
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添加剤 | ヒドロキシプロピルセルロース、乳糖水和物 |
性状 | 白色の散剤で、においはない。 |
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1回投与量 | |
散10% | 0.25〜0.5g |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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カテコールアミン製剤 アドレナリン(ボスミン) イソプレナリン塩酸塩(プロタノール) 等 | 不整脈、場合によっては心停止を起こすおそれがあるので併用を避けること。 | 相加的に作用(交感神経刺激作用)を増強させる。 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤 セレギリン塩酸塩 ラサギリンメシル酸塩 サフィナミドメシル酸塩 | 作用が増強されるおそれがあるので、減量をするなど慎重に投与すること。 | これらの薬剤のMAO-B選択性が低下した場合、交感神経刺激作用が増強されるおそれがある。 |
甲状腺製剤 チロキシン リオチロニン等 | 作用が増強されるおそれがあるので、減量をするなど慎重に投与すること。 | これらの薬剤が心臓のカテコールアミンに対する感受性を増大するおそれがある。 |
キサンチン誘導体 テオフィリン ステロイド剤 プレドニゾロン 利尿剤 アミノフィリン | 血清カリウム値が低下するおそれがある。 併用する場合には定期的に血清カリウム値を観察し、用量について注意すること。 | 相加的に作用(血清カリウム値の低下作用)を増強する。 β2刺激剤はcAMPを活性化しNa-Kポンプを刺激する。 |
0.1〜5%未満 | 頻度不明 | |
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循環器 | 心悸亢進、顔面蒼白 | |
精神神経系 | 頭痛、不眠、めまい、眠気、神経過敏、疲労 | 熱感 |
消化器 | 悪心、食欲不振、腹部膨満感 | |
過敏症 | 発疹 | |
その他 | 口渇 |