医療従事者の為の最新医療ニュースや様々な情報・ツールを提供する医療総合サイト

閲覧履歴

ベニジピン塩酸塩錠4mg「杏林」

高血圧症・狭心症治療剤(持続性Ca拮抗薬)

1錠 19.5円

作成又は改訂年月

**
2014年11月改訂
(第4版)
*
2014年2月改訂

日本標準商品分類番号

872179

薬効分類名

高血圧症・狭心症治療剤(持続性Ca拮抗薬)

承認等

販売名

ベニジピン塩酸塩錠2mg「杏林」

販売名コード

2171021F1237

承認・許可番号

22400AMX00101000
BENIDIPINE HYDROCHLORIDE Tablets 2mg“KYORIN”

薬価基準収載年月

2012年6月

販売開始年月

2010年5月

貯法・使用期限等

貯 法:
室温保存
使用期限:
外箱に表示(期限内に使用すること。)

基準名

日本薬局方
ベニジピン塩酸塩錠

規制区分

劇薬 処方箋医薬品注)
注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

成分・分量(1錠中)
日局
ベニジピン塩酸塩 2mg
添加物
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースカルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール4000、酸化チタン、黄色三二酸化鉄、カルナウバロウ

性状

剤形フィルムコーティング錠
色調黄色
外観
直径(mm)6.1
厚さ(mm)2.8
重量(mg)83
識別コードKRM113

販売名

ベニジピン塩酸塩錠4mg「杏林」

販売名コード

2171021F2250

承認・許可番号

22400AMX00102000
BENIDIPINE HYDROCHLORIDE Tablets 4mg“KYORIN”

薬価基準収載年月

2012年6月

販売開始年月

2006年7月

貯法・使用期限等

貯 法:
室温保存
使用期限:
外箱に表示(期限内に使用すること。)

基準名

日本薬局方
ベニジピン塩酸塩錠

規制区分

劇薬 処方箋医薬品注)
注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

成分・分量(1錠中)
日局
ベニジピン塩酸塩 4mg
添加物
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ポリビニルアルコール(部分けん化物)、ステアリン酸マグネシウム、ヒドロキシプロピルセルロース、マクロゴール6000、タルク、酸化チタン、黄色三二酸化鉄

性状

剤形フィルムコーティング錠
色調黄色
外観
直径(mm)7.1
厚さ(mm)3.2
重量(mg)126
識別コードPH733

販売名

ベニジピン塩酸塩錠8mg「杏林」

販売名コード

2171021F3221

承認・許可番号

22400AMX00100000
BENIDIPINE HYDROCHLORIDE Tablets 8mg“KYORIN”

薬価基準収載年月

2012年6月

販売開始年月

2010年5月

貯法・使用期限等

貯 法:
室温保存
使用期限:
外箱に表示(期限内に使用すること。)

基準名

日本薬局方
ベニジピン塩酸塩錠

規制区分

劇薬 処方箋医薬品注)
注)注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

成分・分量(1錠中)
日局
ベニジピン塩酸塩 8mg
添加物
乳糖水和物、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、カルメロースカルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ヒプロメロース、マクロゴール4000、酸化チタン、黄色三二酸化鉄、カルナウバロウ

性状

剤形フィルムコーティング錠
色調黄色
外観
直径(mm)8.6
厚さ(mm)3.9
重量(mg)248
識別コードKRM114

禁忌

心原性ショックの患者[症状が悪化するおそれがある。]
妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)

効能・効果

高血圧症、腎実質性高血圧症
狭心症

用法・用量

高血圧症、腎実質性高血圧症
通常、成人にはベニジピン塩酸塩として1日1回2〜4mgを朝食後経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減するが、効果不十分な場合には、1日1回8mgまで増量することができる。
ただし、重症高血圧症には1日1回4〜8mgを朝食後経口投与する。
狭心症
通常、成人にはベニジピン塩酸塩として1回4mgを1日2回朝・夕食後経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

使用上の注意

慎重投与

過度に血圧の低い患者
重篤な肝機能障害のある患者[肝機能障害が悪化するおそれがある。]
高齢者(「高齢者への投与」の項参照)

重要な基本的注意

カルシウム拮抗剤の投与を急に中止したとき、症状が悪化した症例が報告されているので、本剤の休薬を要する場合は徐々に減量し、観察を十分に行うこと。また、患者に医師の指示なしに服薬を中止しないように注意すること。
本剤の投与により、過度の血圧低下を起こし、一過性の意識消失等があらわれるおそれがあるので、そのような場合には減量又は休薬するなど適切な処置を行うこと。
降圧作用に基づくめまい等があらわれることがあるので高所作業、自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には注意させること。

相互作用

相互作用の概略

本剤は、主としてCYP3A4で代謝される。

併用注意

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
降圧作用を有する薬剤血圧が過度に低下することがある。降圧作用が増強される。
ジゴキシンジギタリス中毒があらわれるおそれがある。
ジゴキシンの血中濃度と心臓の状態をモニターし、異常が認められた場合には、ジゴキシンの用量の調節又は本剤の投与を中止する。
カルシウム拮抗剤が、ジゴキシンの尿細管分泌を阻害し、血中ジゴキシン濃度を上昇させるとの報告がある。
シメチジン血圧が過度に低下するおそれがある。シメチジンが肝ミクロソームにおけるカルシウム拮抗剤の代謝酵素を阻害する一方で胃酸を低下させ薬物の吸収を増加させるとの報告がある。
リファンピシン降圧作用が減弱されるおそれがある。リファンピシンが肝の薬物代謝酵素を誘導し、カルシウム拮抗剤の代謝を促進し、血中濃度を低下させるとの報告がある。
イトラコナゾール血圧が過度に低下することがある。イトラコナゾールが、肝臓における本剤の代謝を阻害し、本剤の血中濃度が上昇するおそれがある。
グレープフルーツジュース血圧が過度に低下することがある。グレープフルーツジュースが、肝臓における本剤の代謝を阻害し、本剤の血中濃度が上昇する。

副作用

副作用等発現状況の概要

本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していない。

重大な副作用

肝機能障害、黄疸(頻度不明):AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害や黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

その他の副作用

下記のような副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には減量・休薬等の適切な処置を行うこと。
肝臓
副作用(頻度不明)
肝機能異常〔AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTP、ビリルビン、Al-P、LDH上昇等〕
腎臓
副作用(頻度不明)
BUN上昇、クレアチニン上昇
血液
副作用(頻度不明)
白血球減少、好酸球増加、血小板減少
循環器
副作用(頻度不明)
動悸、顔面紅潮、ほてり、血圧低下、胸部重圧感、徐脈、頻脈、期外収縮
精神神経系
副作用(頻度不明)
頭痛、頭重、めまい、ふらつき、立ちくらみ、眠気、しびれ感
消化器
副作用(頻度不明)
便秘、腹部不快感、嘔気、胸やけ、口渇、下痢、嘔吐
過敏症注1)
副作用(頻度不明)
発疹、そう痒感、光線過敏症
口腔
副作用(頻度不明)
歯肉肥厚
その他
副作用(頻度不明)
浮腫(顔・下腿・手)、CK(CPK)上昇、耳鳴、手指の発赤・熱感、肩こり、咳嗽、頻尿、けん怠感、カリウム上昇、女性化乳房注)、結膜充血、霧視、発汗
注1)あらわれた場合には投与を中止すること。

高齢者への投与

一般的に高齢者では、過度の降圧は好ましくないとされていることから、高血圧症の高齢者に使用する場合は、低用量(2mg/日)から投与を開始するなど経過を十分に観察しながら慎重に投与することが望ましい。

妊婦、産婦、授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与を避けること。[動物実験(ラット、ウサギ)で胎児毒性が、また妊娠末期に投与すると妊娠期間及び分娩時間が延長することが報告されている。]
授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが、やむを得ず投与する場合は、授乳を避けさせること。[動物実験(ラット)で母乳中へ移行することが報告されている。]

小児等への投与

低出生体重児、新生児、乳児、幼児又は小児に対する安全性は確立していない(使用経験がない)。

過量投与

過量投与により過度の血圧低下を起こすおそれがある。著しい血圧低下が認められた場合には下肢の挙上、輸液投与、昇圧剤投与等の適切な処置を行う。なお、本剤は蛋白結合率が高いため、透析による除去は有用ではない。

適用上の注意

4mg製剤、8mg製剤の分割使用時:分割後は早めに使用すること。(分割後は遮光のうえ、なるべく60日以内にご使用下さい。)
薬剤交付時:PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。[PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。]

その他の注意

CAPD(持続的外来腹膜透析)施行中の患者の透析排液が白濁することが報告されているので、腹膜炎等との鑑別に留意すること。

薬物動態

生物学的同等性試験1)
ベニジピン塩酸塩錠2mg「杏林」
ベニジピン塩酸塩錠2mg「杏林」と標準製剤をクロスオーバー法によりそれぞれ1錠(ベニジピン塩酸塩として2mg)健康成人男子に絶食単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、判定パラメータの対数値の平均値の差がlog(0.90)〜log(1.11)で、かつ、溶出試験で規定するすべての条件で溶出速度が同等であったことから、両剤の生物学的同等性が確認された。
 
 
 
ベニジピン塩酸塩錠4mg「杏林」
ベニジピン塩酸塩錠4mg「杏林」と標準製剤をクロスオーバー法によりそれぞれ2錠(ベニジピン塩酸塩として8mg)健康成人男子に絶食単回経口投与して血漿中未変化体濃度を測定し、得られた薬物動態パラメータ(AUC、Cmax)について90%信頼区間法にて統計解析を行った結果、log(0.80)〜log(1.25)の範囲内であり、両剤の生物学的同等性が確認された。
 
 
 
血漿中濃度並びにAUC、Cmax等のパラメータは、被験者の選択、体液の採取回数・時間等の試験条件によって異なる可能性がある。
 
ベニジピン塩酸塩錠8mg「杏林」
ベニジピン塩酸塩錠8mg「杏林」は、「含量が異なる経口固形製剤の生物学的同等性試験ガイドライン」に基づき、4mg錠を標準製剤としたとき、溶出挙動が等しく、生物学的に同等とみなされた。
 
溶出挙動2)
ベニジピン塩酸塩錠2mg「杏林」、ベニジピン塩酸塩錠4mg「杏林」及びベニジピン塩酸塩錠8mg「杏林」は、日本薬局方医薬品各条に定められたベニジピン塩酸塩錠の溶出規格に適合していることが確認されている。

薬物動態の表

 判定パラメータ
AUC0→24(ng・hr/mL)
判定パラメータ
Cmax(ng/mL)
ベニジピン塩酸塩錠2mg「杏林」0.649±0.6160.598±0.535
標準製剤(錠剤、2mg)0.656±0.7270.570±0.592
(Mean±S.D.,n=20)
 判定パラメータ
AUC0→9(ng・hr/mL)
判定パラメータ
Cmax (ng/mL)
参考パラメータ
Tmax (hr)
参考パラメータ
t1/2 (hr)
ベニジピン塩酸塩錠4mg「杏林」4.834±2.4292.875±1.0070.66±0.233.16±0.81
標準製剤(錠剤、4mg)4.759±1.5662.862±1.0880.93±0.513.46±0.84
(Mean±S.D.,n=20)

有効成分に関する理化学的知見

一般名:ベニジピン塩酸塩 (Benidipine Hydrochloride)
化学名:3-[(3RS)-1-Benzylpiperidin-3-yl]5-methyl(4RS)-2,6-dimethyl-4-(3-nitrophenyl)-1,4-dihydropyridine-3,5-dicarboxylate monohydrochloride
構造式
分子式:C28H31N3O6・HCl
分子量:542.02
性状 :ベニジピン塩酸塩は黄色の結晶性の粉末である。ギ酸に極めて溶けやすく、メタノールにやや溶けやすく、エタノール(99.5)にやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。メタノール溶液(1→100)は旋光性を示さない。
融点 :約200℃(分解)

**取扱い上の注意

**安定性試験3)
最終包装製品を用いた長期保存試験(なりゆき温度及び湿度、3年間)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、ベニジピン塩酸塩錠2mg「杏林」及びベニジピン塩酸塩錠8mg「杏林」は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。
また、最終包装製品を用いた長期保存試験(25℃、相対湿度60%、3年間)の結果、外観及び含量等は規格の範囲内であり、ベニジピン塩酸塩錠4mg「杏林」は通常の市場流通下において3年間安定であることが確認された。

** *包装

**ベニジピン塩酸塩錠2mg「杏林」
 PTP:100錠
** *ベニジピン塩酸塩錠4mg「杏林」
 PTP:100錠、500錠
*ベニジピン塩酸塩錠8mg「杏林」
 PTP:100錠

主要文献

1
キョーリンリメディオ株式会社社内資料:ベニジピン塩酸塩錠2mg「杏林」・4mg「杏林」・8mg「杏林」の生物学的同等性試験に関する資料
2
キョーリンリメディオ株式会社社内資料:ベニジピン塩酸塩錠2mg「杏林」・4mg「杏林」・8mg「杏林」の溶出性に関する資料
3
キョーリンリメディオ株式会社社内資料:ベニジピン塩酸塩錠2mg「杏林」・4mg「杏林」・8mg「杏林」の安定性試験に関する資料

文献請求先

主要文献に記載の社内資料は下記にご請求下さい。
キョーリンリメディオ株式会社 学術部
〒920-0017 金沢市諸江町下丁287番地1
TEL 0120-960189
FAX 0120-189099

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

販売元
杏林製薬株式会社
東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地
製造販売元
キョーリンリメディオ株式会社
富山県南砺市井波885番地

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

MESSAGE

MESSAGE

LABEL