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閲覧履歴

サインバルタカプセル20mg

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤

1カプセル 148.5円

作成又は改訂年月

**
2018年8月
改訂(第12版,禁忌・使用上の注意の項等の自主改訂)
*
2016年12月
改訂

日本標準商品分類番号

871179,87119

日本標準商品分類番号等

*2016年12月
2004年8月

薬効分類名

セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤

承認等

販売名

サインバルタカプセル20mg

販売名コード

1179052M1022

承認・許可番号

22200AMX00230
Cymbalta

薬価基準収載年月

2010年4月

販売開始年月

2010年4月

貯法・使用期限等

貯 法
気密容器・室温保存
使用期限
外箱等に表示(使用期間3年)

規制区分

劇薬,処方箋医薬品注1)
注1) 注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

有効成分(1カプセル中)
デュロキセチン塩酸塩22.4mg
(デュロキセチンとして20mg)
添加物
白糖・デンプン球状顆粒,精製白糖,ヒプロメロース,タルク,ヒプロメロース酢酸エステルコハク酸エステル,クエン酸トリエチル,酸化チタン
カプセル本体中:カラギーナン,塩化カリウム,酸化チタン,黄色三二酸化鉄,三二酸化鉄,ヒプロメロース

性状

性状・剤形キャップが淡赤白色,ボディが微黄白色の不透明な硬カプセル剤である。内容物は白色〜微灰白色の顆粒である。
外形
大きさ4号カプセル
重量約0.15g
識別コード@031 20

販売名

サインバルタカプセル30mg

販売名コード

1179052M2029

承認・許可番号

22200AMX00231
Cymbalta

薬価基準収載年月

2010年4月

販売開始年月

2010年4月

貯法・使用期限等

貯 法
気密容器・室温保存
使用期限
外箱等に表示(使用期間3年)

規制区分

劇薬,処方箋医薬品注1)
注1) 注意−医師等の処方箋により使用すること

組成

有効成分(1カプセル中)
デュロキセチン塩酸塩33.7mg
(デュロキセチンとして30mg)
添加物
白糖・デンプン球状顆粒,精製白糖,ヒプロメロース,タルク,ヒプロメロース酢酸エステルコハク酸エステル,クエン酸トリエチル,酸化チタン
カプセル本体中:カラギーナン,塩化カリウム,酸化チタン,黄色三二酸化鉄,三二酸化鉄,ヒプロメロース

性状

性状・剤形キャップが淡黄白色,ボディが微黄白色の不透明な硬カプセル剤である。内容物は白色〜微灰白色の顆粒である。
外形
大きさ3号カプセル
重量約0.22g
識別コード@032 30

一般的名称

デュロキセチン塩酸塩カプセル

**禁忌

本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤(セレギリン塩酸塩,ラサギリンメシル酸塩)を投与中あるいは投与中止後2週間以内の患者[「相互作用」の項参照]
高度の肝障害のある患者[肝障害が悪化することがある。また,消失半減期が延長し,本剤の血中濃度が上昇することがある。(「薬物動態」の項参照)]
高度の腎障害のある患者[本剤の血中濃度が上昇することがある。(「薬物動態」の項参照)]
コントロール不良の閉塞隅角緑内障の患者[症状が悪化することがある。]

*効能・効果

*効能・効果に関連する使用上の注意

抗うつ剤の投与により,24歳以下の患者で,自殺念慮,自殺企図のリスクが増加するとの報告があるため,本剤の投与にあたっては,リスクとベネフィットを考慮すること。[「その他の注意」の項参照]
海外で実施された7〜17歳の大うつ病性障害患者を対象としたプラセボ対照臨床試験において有効性が確認できなかったとの報告がある。本剤を18歳未満の大うつ病性障害患者に投与する際には適応を慎重に検討すること。[「小児等への投与」の項参照]
線維筋痛症の診断は,米国リウマチ学会の分類(診断)基準等の国際的な基準に基づき慎重に実施し,確定診断された場合にのみ投与すること。
慢性腰痛症に伴う疼痛又は変形性関節症に伴う疼痛に用いる場合,最新の診断基準を参考に慢性腰痛症又は変形性関節症と診断された患者にのみ,本剤の投与を考慮すること。
変形性関節症に伴う疼痛に用いる場合,3ヵ月以上疼痛を有する患者にのみ,本剤の投与を考慮すること。
疼痛に対して本剤を投与する場合は,自殺念慮,自殺企図,敵意,攻撃性等の精神症状の発現リスクを考慮し,本剤の投与の適否を慎重に判断すること。
○ うつ病・うつ状態
○ 下記疾患に伴う疼痛
糖尿病性神経障害
線維筋痛症
慢性腰痛症
変形性関節症

*用法・用量

うつ病・うつ状態,糖尿病性神経障害に伴う疼痛
通常,成人には1日1回朝食後,デュロキセチンとして40mgを経口投与する。投与は1日20mgより開始し,1週間以上の間隔を空けて1日用量として20mgずつ増量する。
なお,効果不十分な場合には,1日60mgまで増量することができる。
線維筋痛症に伴う疼痛,慢性腰痛症に伴う疼痛,変形性関節症に伴う疼痛
通常,成人には1日1回朝食後,デュロキセチンとして60mgを経口投与する。投与は1日20mgより開始し,1週間以上の間隔を空けて1日用量として20mgずつ増量する。

用法・用量に関連する使用上の注意

うつ病・うつ状態,糖尿病性神経障害に伴う疼痛に用いる場合,本剤の投与量は必要最小限となるよう,患者ごとに慎重に観察しながら調節すること。

**,*使用上の注意

慎重投与

前立腺肥大症等排尿困難のある患者[ノルアドレナリン再取り込み阻害作用により症状が悪化することがある。]
高血圧又は心疾患のある患者[心拍数増加,血圧上昇,高血圧クリーゼがあらわれることがある。]
緑内障又は眼内圧亢進のある患者[症状が悪化することがある。]
軽度から中等度の肝障害のある患者[肝障害が悪化することがある。また,消失半減期が延長し,本剤の血中濃度が上昇することがある。(「薬物動態」の項参照)]
過度のアルコール摂取者[肝障害が悪化する可能性がある。]
軽度から中等度の腎障害のある患者[本剤の血中濃度が上昇することがある。]
自殺念慮又は自殺企図の既往のある患者,自殺念慮のある患者[自殺念慮,自殺企図があらわれることがある。]
躁うつ病患者[躁転,自殺企図があらわれることがある。]
脳の器質的障害又は統合失調症の素因のある患者[精神症状が増悪することがある。]
衝動性が高い併存障害を有する患者[精神症状が増悪することがある。]
てんかん等の痙攣性疾患又はこれらの既往歴のある患者[痙攣を起こすことがある。]
出血性疾患の既往歴又は出血性素因のある患者[出血傾向が増強することがある。]
高齢者[「高齢者への投与」,「薬物動態」の項参照]
小児等[「小児等への投与」の項参照]

重要な基本的注意

うつ症状を呈する患者は希死念慮があり,自殺企図のおそれがあるので,このような患者は投与開始早期並びに投与量を変更する際には患者の状態及び病態の変化を注意深く観察すること。なお,うつ病・うつ状態以外で本剤の適応となる疾患においても自殺企図のおそれがあり,さらにうつ病・うつ状態を伴う場合もあるので,このような患者にも注意深く観察しながら投与すること。
不安,焦燥,興奮,パニック発作,不眠,易刺激性,敵意,攻撃性,衝動性,アカシジア/精神運動不穏,軽躁,躁病等があらわれることが報告されている。また,因果関係は明らかではないが,これらの症状・行動を来した症例において,基礎疾患の精神症状の悪化又は自殺念慮,自殺企図,他害行為が報告されている。患者の状態及び病態の変化を注意深く観察するとともに,これらの症状の増悪が観察された場合には,服薬量を増量せず,徐々に減量し,中止するなど適切な処置を行うこと。
自殺目的での過量服用を防ぐため,自殺傾向が認められる患者に処方する場合には,1回分の処方日数を最小限にとどめること。
家族等に自殺念慮や自殺企図,興奮,攻撃性,易刺激性等の行動の変化及び基礎疾患の精神症状の悪化があらわれるリスク等について十分説明を行い,医師と緊密に連絡を取り合うように指導すること。
肝機能障害があらわれることがあるので,適宜肝機能検査〔AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTP及び総ビリルビン等〕を行うとともに,患者の症状を十分に観察し,異常が認められた場合には,減量,休薬又は中止するなど適切な処置を行うこと。[「禁忌」,「慎重投与」及び「重大な副作用」の項参照]
心拍数増加,血圧上昇,高血圧クリーゼがあらわれることがあるので,適宜血圧・脈拍数等を測定し,異常が認められた場合には,減量,休薬又は中止するなど適切な処置を行うこと。特に,高血圧又は心疾患のある患者に対しては定期的に測定すること。
眠気,めまい等が起こることがあるので,自動車の運転等危険を伴う機械を操作する際には十分注意させること。また,患者に,これらの症状を自覚した場合は自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事しないよう,指導すること。
投与中止(特に突然の中止)により,不安,焦燥,興奮,浮動性めまい,錯感覚(電気ショック様感覚を含む),頭痛,悪心及び筋痛等があらわれることが報告されている。投与を中止する場合には,突然の中止を避け,患者の状態を観察しながら徐々に減量すること。
糖尿病性神経障害に伴う疼痛の場合
本剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることから,糖尿病の治療を併せて行うこと。
本剤の投与により血糖値上昇・HbA1c上昇等,糖尿病が悪化することがあるので,血糖値の推移等を慎重に観察するとともに,必要に応じて糖尿病治療薬の用量調節を行うこと。
慢性腰痛症に伴う疼痛,変形性関節症に伴う疼痛の場合
本剤による治療は原因療法ではなく対症療法であることから,疼痛の原因があればその治療を併せて行い,薬物療法以外の療法も考慮すること。また,患者の状態を十分に観察し,本剤を漫然と投与しないこと。

相互作用

相互作用の概略

本剤の代謝には主として肝代謝酵素CYP1A2が関与し,CYP2D6も一部寄与している。また,本剤はCYP2D6を競合的に阻害する。

併用禁忌

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
モノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤
 セレギリン塩酸塩
 (エフピー)
 ラサギリンメシル酸塩
 (アジレクト)
他の抗うつ剤で併用により発汗,不穏,全身痙攣,異常高熱,昏睡等の症状があらわれたとの報告がある。
MAO阻害剤の投与を受けた患者に本剤を投与する場合には,少なくとも2週間の間隔をおき,また,本剤からMAO阻害剤に切り替えるときは5日間の間隔をおくこと。
主にMAO阻害剤による神経外アミン総量の増加及び抗うつ剤によるモノアミン作動性神経終末におけるアミン再取り込み阻害によると考えられる。

併用注意

薬剤名等臨床症状・措置方法機序・危険因子
ピモジドQT延長,心室性不整脈(Torsades de pointesを含む)等の心血管系副作用が発現することがあるので注意すること。本剤は,ピモジドの肝での酸化的代謝を阻害し,血中濃度を上昇させると考えられる。
アルコール相互に中枢神経抑制作用を増強することがあるので注意すること。また,肝機能が悪化する可能性がある。アルコールは中枢神経抑制作用を有する。また,過度のアルコール摂取と本剤との併用により,肝機能が悪化することがある。
中枢神経抑制剤
 バルビツール酸誘導体,ロラゼパム等
相互に作用を増強することがあるので,本剤及びこれらの薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。機序は不明
メチルチオニニウム塩化物水和物(メチレンブルー)セロトニン症候群があらわれるおそれがある。左記薬剤のMAO阻害作用によりセロトニン作用が増強される。
フルボキサミンマレイン酸塩,シプロフロキサシン,エノキサシン(臨床用量でCYP1A2阻害活性を有する薬剤)本剤の血中濃度が上昇することがあるので,本剤の用量を減量するなど注意して投与すること。これらの薬剤のCYP1A2阻害作用により,本剤の血中濃度が上昇することがある。
本剤とフルボキサミンとの併用により,本剤の血漿クリアランスが減少したとの報告がある。[「薬物動態」の項参照]
三環系抗うつ剤
 アミトリプチリン塩酸塩,ノルトリプチリン塩酸塩,イミプラミン塩酸塩等
フェノチアジン系抗精神病剤
 ペルフェナジン
抗不整脈剤
 プロパフェノン塩酸塩,フレカイニド酢酸塩
これらの薬剤の血中濃度が上昇することがあるので,これらの薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。本剤のCYP2D6阻害作用により,これらの薬剤の血中濃度が上昇することがある。
本剤とCYP2D6基質であるデシプラミンとの併用により,デシプラミンのAUCが増加したとの報告がある。
パロキセチン塩酸塩水和物,キニジン硫酸塩水和物等本剤の血中濃度が上昇することがあるので,本剤の用量を減量するなど注意して投与すること。これらの薬剤のCYP2D6阻害作用により,本剤の血中濃度が上昇することがある。
本剤とパロキセチンとの併用により,本剤の血漿クリアランスが減少したとの報告がある。[「薬物動態」の項参照]
セロトニン作用薬
 炭酸リチウム,セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(SNRI)及び選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI),トラマドール塩酸塩,トリプタン系薬剤,L-トリプトファン含有製剤,リネゾリド等
セイヨウオトギリソウ(セント・ジョーンズ・ワート)含有食品等
相互にセロトニン作用を増強することによりセロトニン症候群等のセロトニン作用による症状があらわれることがあるので,本剤及びこれらの薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。本剤はセロトニン再取り込み阻害作用を有するため,併用により,セロトニン作用が増強することがある。[「重大な副作用」の項参照]
降圧剤
 クロニジン塩酸塩等
降圧剤の作用を減弱することがあるので,本剤の用量を減量もしくはこれらの薬剤を増量するなど注意して投与すること。本剤のノルアドレナリン再取り込み阻害作用によると考えられる。
アドレナリン,ノルアドレナリンこれらの薬剤(特に注射剤)との併用により,心血管作用(血圧上昇等)が増強することがあるので,本剤及びこれらの薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。本剤はノルアドレナリン再取り込み阻害作用を有するため,併用により,アドレナリン作用が増強することがある。
血漿蛋白との結合率の高い薬剤
 ワルファリンカリウム等
相互に作用を増強することがあるので,本剤及びこれらの薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。本剤は血漿蛋白との結合率が高いため,併用により,本剤及びこれらの薬剤の血中遊離濃度が上昇することがある。
出血傾向が増強する薬剤
 非定型抗精神病剤,フェノチアジン系薬剤,三環系抗うつ剤,アスピリン等の非ステロイド系抗炎症剤,ワルファリンカリウム等
出血傾向が増強することがあるので,本剤及びこれらの薬剤の用量を減量するなど注意して投与すること。SNRI,SSRIとこれらの薬剤との併用により,出血傾向が増強すると考えられる。

副作用

副作用等発現状況の概要

うつ病・うつ状態
国内臨床試験において,安全性評価対象例735例中,副作用(臨床検査値異常変動を含む)は663例(90.2%)に認められた。主なものは,悪心269例(36.6%),傾眠228例(31.0%),口渇168例(22.9%),頭痛154例(21.0%),便秘102例(13.9%),下痢87例(11.8%),めまい80例(10.9%),トリグリセリド上昇56例(7.6%),腹部痛52例(7.1%),ALT(GPT)上昇51例(6.9%),不眠50例(6.8%),倦怠感45例(6.1%),AST(GOT)上昇38例(5.2%),食欲減退38例(5.2%)であった。(承認時)
糖尿病性神経障害に伴う疼痛
国内臨床試験において,安全性評価対象例507例中,副作用(臨床検査値異常変動を含む)は374例(73.8%)に認められた。主なものは,傾眠106例(20.9%),悪心85例(16.8%),高血糖50例(9.9%),便秘49例(9.7%),めまい42例(8.3%),倦怠感34例(6.7%),口渇31例(6.1%),頭痛29例(5.7%),下痢24例(4.7%),ALT(GPT)上昇24例(4.7%),AST(GOT)上昇23例(4.5%),嘔吐21例(4.1%),γ-GTP上昇18 例(3.6%),Al-P上昇17 例(3.4%)であった。(承認時)
線維筋痛症に伴う疼痛
国内臨床試験において,安全性評価対象例265例中,副作用(臨床検査値異常変動を含む)は183例(69.1%)に認められた。主なものは,傾眠69例(26.0%),悪心55例(20.8%),便秘42例(15.8%),口渇17例(6.4%),めまい17例(6.4%),倦怠感15例(5.7%),食欲減退15例(5.7%),体重増加11例(4.2%),頭痛10例(3.8%),不眠10例(3.8%),腹部痛8例(3.0%),下痢8例(3.0%)であった。(承認時)
慢性腰痛症に伴う疼痛
国内臨床試験において,安全性評価対象例344例中,副作用(臨床検査値異常変動を含む)は175例(50.9%)に認められた。主なものは,傾眠69例(20.1%),悪心35例(10.2%),便秘34例(9.9%),口渇20例(5.8%),腹部不快感14例(4.1%),食欲減退13例(3.8%)であった。(承認時)
変形性関節症に伴う疼痛
国内臨床試験において,安全性評価対象例228例中,副作用(臨床検査値異常変動を含む)は113例(49.6%)に認められた。主なものは,傾眠33例(14.5%),便秘30例(13.2%),口渇29例(12.7%),悪心21例(9.2%),倦怠感13例(5.7%),食欲減退9例(3.9%)であった。(承認時)

重大な副作用

セロトニン症候群(頻度不明※1:不安,焦燥,興奮,錯乱,発汗,下痢,発熱,高血圧,固縮,頻脈,ミオクローヌス,自律神経不安定等があらわれることがある。セロトニン作用薬との併用時に発現する可能性が高くなるため,特に注意すること。異常が認められた場合には投与を中止し,体冷却,水分補給等の全身管理と共に適切な処置を行うこと。[「相互作用」の項参照]
悪性症候群(頻度不明※1:悪性症候群があらわれることがあるので,発熱,無動緘黙,強度の筋強剛,嚥下困難,頻脈,血圧の変動,発汗,白血球数増加,血清CK(CPK)上昇等の異常が認められた場合には,投与を中止し,体冷却,水分補給等の全身管理と共に適切な処置を行うこと。また,ミオグロビン尿を伴う腎機能の低下がみられ,急性腎障害に至ることがあるので注意すること。
抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)(頻度不明※1:低ナトリウム血症,低浸透圧血症,尿中ナトリウム排泄量の増加,高張尿,痙攣,意識障害等を伴う抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)があらわれることがあるので,異常が認められた場合には投与を中止し,水分摂取の制限等適切な処置を行うこと。
痙攣(0.1%未満),幻覚(頻度不明※1:痙攣,幻覚があらわれることがあるので,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
肝機能障害(0.1%未満),肝炎(頻度不明※1),黄疸(頻度不明※1:AST(GOT),ALT(GPT),γ-GTP,総ビリルビン等の上昇を伴う肝機能障害,肝炎,黄疸があらわれることがあるので,適宜肝機能検査を行うとともに,患者の症状を十分に観察し,異常が認められた場合には,減量,休薬又は中止するなど適切な処置を行うこと。[「禁忌」,「慎重投与」及び「重要な基本的注意」の項参照]
皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)(頻度不明※1:皮膚粘膜眼症候群があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
アナフィラキシー反応(頻度不明※1:呼吸困難,痙攣,血管浮腫,蕁麻疹等を伴うアナフィラキシー反応があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
高血圧クリーゼ(頻度不明※1:高血圧クリーゼがあらわれることがあるので,高血圧又は心疾患のある患者においては血圧の推移等に十分注意しながら投与すること。異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと。
尿閉(頻度不明※1:尿閉があらわれることがあるので,症状があらわれた場合には投与を中止し,導尿を実施するなど適切な処置を行うこと。

その他の副作用

次のような副作用があらわれた場合には,必要に応じて,減量,休薬又は中止するなどの適切な処置を行うこと。
過敏症注1
1%未満
発疹,そう痒,蕁麻疹
過敏症注1
頻度不明※1
接触性皮膚炎,光線過敏反応,血管浮腫,皮膚血管炎
全身症状
5%以上
倦怠感
全身症状
1%未満
ほてり,発熱,悪寒,脱水,脱力感
精神神経系
5%以上
傾眠,頭痛,めまい
精神神経系
1〜5%未満
不眠,立ちくらみ,しびれ感,振戦,浮遊感
精神神経系
1%未満
あくび,焦燥感,気分高揚,注意力障害,錐体外路症状,不安,異常夢(悪夢を含む),頭がぼーっとする,性欲減退,躁病反応,錯感覚,無感情,味覚異常
精神神経系
頻度不明※1
激越,オーガズム異常,嗜眠,睡眠障害,歯軋り,失見当識,攻撃性,怒り,歩行障害,開口障害,下肢静止不能症候群
消化器
5%以上
悪心,食欲減退,口渇,便秘,下痢
消化器
1〜5%未満
腹部痛,嘔吐,腹部膨満感,腹部不快感,消化不良,胃炎
消化器
1%未満
口内炎,歯痛,胃腸炎,咽頭不快感
消化器
頻度不明※1
咽頭炎,咽喉緊張,口臭,嚥下障害,顕微鏡的大腸炎
感覚器
1〜5%未満
耳鳴
感覚器
1%未満
視調節障害,眼乾燥,霧視,耳痛
感覚器
頻度不明※1
散瞳,緑内障
循環器
1〜5%未満
動悸,頻脈,血圧上昇
循環器
1%未満
起立性低血圧,上室性不整脈,失神
肝臓
1〜5%未満
AST(GOT)上昇,ALT(GPT)上昇,γ-GTP上昇,総ビリルビン上昇,Al-P上昇,LDH上昇
血液
1%未満
ヘモグロビン減少,赤血球減少,ヘマトクリット減少,鼻出血
血液
頻度不明※1
異常出血(斑状出血,胃腸出血等),白血球減少
筋・骨格系
1%未満
背部痛,関節痛,筋痛,肩こり,筋痙攣
筋・骨格系
頻度不明※1
筋緊張
泌尿器・生殖器
1〜5%未満
排尿困難
泌尿器・生殖器
1%未満
性機能異常(月経異常,射精障害,勃起障害等),排尿障害,血中クレアチニン上昇,BUN上昇,頻尿,尿中アルブミン/クレアチニン比上昇,尿流量減少
泌尿器・生殖器
頻度不明※1
多尿,閉経期症状,精巣痛
代謝・内分泌
1〜5%未満
高血糖,トリグリセリド上昇,総コレステロール上昇,尿中蛋白陽性
代謝・内分泌
1%未満
血中カリウム減少
代謝・内分泌
頻度不明※1
甲状腺機能低下,低ナトリウム血症,乳汁漏出症,高プロラクチン血症,血中カリウム上昇
その他
1〜5%未満
発汗,体重減少,体重増加,CK(CPK)上昇
その他
1%未満
浮腫,冷感,熱感,呼吸苦,胸痛,冷汗,咳嗽
注1:症状があらわれた場合には投与を中止すること。
※1:自発報告又は海外において報告されている副作用のため頻度不明

高齢者への投与

高齢者では薬物の消失が遅延し,血漿中濃度が上昇することがあるので,患者の状態を観察しながら慎重に投与すること。[「薬物動態」の項参照]
また,高齢者においては,以下の点に注意すること。
低ナトリウム血症,抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH)の危険性が高くなることがある。[「重大な副作用」の項参照]
めまい等により転倒を起こすことがある。

妊婦,産婦,授乳婦等への投与

妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には,治療上の有益性が危険性を上回ると判断された場合にのみ投与すること。[妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。妊娠末期にSNRI,SSRIを投与された婦人が出産した新生児において,入院期間の延長,呼吸補助,経管栄養を必要とする,離脱症状と同様の症状が出産直後にあらわれたとの報告がある。臨床所見としては,呼吸窮迫,チアノーゼ,無呼吸,発作,体温調節障害,哺乳障害,嘔吐,低血糖症,筋緊張低下,筋緊張亢進,反射亢進,振戦,ぴくつき,易刺激性,持続性の泣きが報告されている。]
授乳中の婦人への投与は避けることが望ましいが,やむを得ず投与する場合には授乳を避けさせること。[ラット及びヒトで乳汁中へ移行することが報告されている。]

小児等への投与

低出生体重児,新生児,乳児,幼児又は小児に対する有効性及び安全性は確立していない。[使用経験がない。]
海外で実施された7〜17歳の大うつ病性障害(DSM-IV-TR※2における分類)患者を対象としたプラセボ対照の臨床試験において有効性が確認できなかったとの報告がある。
※2:DSM-IV-TR:American Psychiatric Association(米国精神医学会)のDiagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders.4th edition,Text Revision(DSM-IV-TR精神疾患の診断・統計マニュアル)

過量投与

徴候,症状:海外において,本剤3000mgを超える(単剤又は他剤との併用)過量投与が報告されている。過量投与による徴候及び症状は傾眠,昏睡,セロトニン症候群,発作,嘔吐,頻脈であった。
処置:特異的な解毒剤は知られていない。必要に応じて,気道確保,胃洗浄,活性炭投与等の適切な処置を行い,心電図及びバイタルサインを測定すること。本剤は分布容積が大きいので,強制利尿,血液潅流,交換輸血はあまり効果的ではない。

適用上の注意

薬剤交付時
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。(PTPシートの誤飲により,硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し,更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されている。)
本剤は高温多湿を避けて保存するよう指導すること。
服用時:腸溶性コーティングを施しているため,カプセルの内容物を砕いたり,すりつぶしたりしないで服用させること。[原薬が酸に不安定であり,胃酸で失活することがある。]

その他の注意

海外で実施された大うつ病性障害等の精神疾患を有する患者を対象とした,本剤を含む複数の抗うつ剤の短期プラセボ対照臨床試験の検討結果において,24歳以下の患者では,自殺念慮や自殺企図の発現のリスクが抗うつ剤投与群でプラセボ群と比較して高かった。
なお,25歳以上の患者における自殺念慮や自殺企図の発現のリスクの上昇は認められず,65歳以上においてはそのリスクが減少した。
主に50歳以上を対象に実施された海外の疫学調査において,選択的セロトニン再取り込み阻害剤及び三環系抗うつ剤を含む抗うつ剤を投与された患者で,骨折のリスクが上昇したとの報告がある。

薬物動態

血漿中濃度
健康成人
単回投与
健康成人男性(8例)にデュロキセチン10mg,20mg,40mgを食後単回経口投与したときの血漿中濃度及び薬物動態パラメータを図1・表1に示す。
Cmax及びAUCは用量の増加に従い増大した。Tmax及びT1/2(β)は10〜40mgの用量範囲でほぼ一定であった1)
表1 薬物動態パラメータ(健康成人,食後単回経口投与)参照
反復投与
健康成人男性(各6例)にデュロキセチン20mg2),40mg3),60mg4)を1日1回7日間,食後反復経口投与したときの血漿中濃度及び薬物動態パラメータを図2・表2に示す。
血漿中濃度推移は反復投与により上昇し7日目におけるCmax,AUCは初回投与時と比べて増大したが,投与7日目には定常状態に達していた。
表2 薬物動態パラメータ(健康成人,食後反復経口投与)参照
食事の影響
健康成人男性(7例)にデュロキセチン20mgを空腹時あるいは食後に単回経口投与し,食事の影響を検討したときの薬物動態パラメータ及び統計解析結果を表3に示す。食後投与のCmaxは空腹時に比べ高い値を示し,有意差が認められたものの,Tmax,AUC,T1/2(β),Ae(尿中排泄量)は有意な変化を示さなかった5)
表3 薬物動態パラメータ(健康成人,食事の影響)参照
食事の影響及び投与時間の影響(外国人によるデータ)
健康成人女性(12例)を対象に,デュロキセチン40mgを朝空腹時,朝食後,あるいは夜就寝時(空腹)にそれぞれ単回経口投与し,食事の影響及び投与時間の影響を検討したときの薬物動態パラメータ及び統計解析結果を表4に示す。
Cmax,AUCは朝食後投与と朝空腹時投与との間で有意差は認められなかった。朝食後投与のTmaxは朝空腹時投与に比べ延長し,有意差が認められた。朝食後投与における血漿中濃度の消失速度定数(λz)は空腹時に比べ大きく,有意差が認められた。
夜就寝時(空腹)投与のCmax,AUCは朝空腹時投与に比べ低く,Tmaxは延長し,それぞれ有意差が認められた6)
表4 薬物動態パラメータ(食事の影響,投与時間の影響)参照
高齢者
健康高齢男性と健康非高齢男性(各6例)との間でデュロキセチン10mg食後単回経口投与時の薬物動態を比較したとき,高齢者においては非高齢者に比べて有意な差は認められなかったものの,Cmaxは約1.3倍,AUCは約1.6倍にそれぞれ増大し,T1/2は約1.6倍に延長する傾向を示した7)
肝障害患者(外国人によるデータ)
中等度の肝硬変を有する患者(Child-Pugh Bに分類)〔6例(男性5例,女性1例)〕と健康成人〔6例(男性5例,女性1例)〕との間でデュロキセチン20mg空腹時単回経口投与時の薬物動態を比較したとき,中等度の肝硬変を有する患者においては健康成人と比べてCmaxには有意な差は認められなかったが,AUCは約5倍に増大し,T1/2は約3倍に延長し,それぞれ有意差が認められた6)
腎障害患者(外国人によるデータ)
高度の腎障害患者〔12例(男性10例,女性2例):クレアチニンクリアランス値が30mL/min未満〕と健康成人〔12例(男性10例,女性2例):クレアチニンクリアランス値が75mL/min以上〕との間でデュロキセチン60mg空腹時単回経口投与時の薬物動態を比較したとき,高度の腎障害患者においては健康成人と比べてT1/2には有意な差は認められなかったが,Cmax及びAUCはいずれも約2倍に増大し,それぞれ有意差が認められた6)
分布
乳汁移行(外国人によるデータ)
健康授乳婦〔6例(分娩12週後)〕に,デュロキセチン40mgを1日2回(承認外用量)食後反復経口投与し,投与4日目朝投与後の血漿中及び乳汁中濃度を測定した結果,乳汁中への移行が認められ,乳汁中濃度のAUCは血漿中濃度のAUCの約1/4であった。乳児のデュロキセチン1日摂取量を推定した結果,およそ7μgであり,母体の投与量(80mg)の約10000分の1であった6)
胎児への移行(参考)
胎児移行
妊娠第12日目のラット(n=3〜4)に14C-標識デュロキセチン塩酸塩(デュロキセチンとして45mg/kg)を経口投与したときの放射能の胎児移行率は投与量の0.02%以下であった8)
胎児主要組織への移行
妊娠第18日目のラット(n=1)に14C-標識デュロキセチン塩酸塩(デュロキセチンとして45mg/kg)を経口投与したとき,胎児主要組織への放射能の移行が認められたが,投与後24時間では検出限界以下まで低下した8)
代謝(in vitro試験及び外国人によるデータ)
ヒト肝ミクロソームを用いたin vitro試験(発現CYPでの代謝と特異的阻害剤による阻害)の結果より,ヒト肝ミクロソームでは主に4位及び5位の水酸化が起こり,その反応にはCYP1A2及びCYP2D6が関与していると考えられる9)
デュロキセチンの主代謝物は,4-ヒドロキシ デュロキセチン グルクロナイドで,他に5-ヒドロキシ 6-メトキシ デュロキセチン サルフェート,5,6-ジヒドロキシ デュロキセチン グルクロナイド,6-ヒドロキシ 5-メトキシ デュロキセチン グルクロナイドが認められ,いずれもデュロキセチンが酸化された後,抱合を受けた代謝物であった6)
排泄(外国人によるデータ)
糞中及び尿中にデュロキセチンはほとんど存在せず,投与量の72.0%は代謝物として尿中に排泄され,18.5%は糞中に排泄された6)
薬物相互作用(外国人によるデータ)
本剤が受ける影響
フルボキサミン
健康成人男性(14例)に,デュロキセチン(60mg単回経口投与)とフルボキサミン(100mg/日反復経口投与)を併用投与し,本剤の薬物動態を評価した。フルボキサミンの併用により,本剤のCmax,AUCはそれぞれ2.41倍,5.60倍の増大,T1/2は約3倍の延長,血漿クリアランスは77%の減少がみられ,いずれも有意差が認められた10)
パロキセチン
健康成人男性(12例)に,デュロキセチン(40mg/日1回反復経口投与)とパロキセチン(20mg/日1回反復経口投与)を併用投与し,本剤の薬物動態を評価した。パロキセチンの併用により,本剤のCmax,AUCはそれぞれ1.60倍,1.59倍の増大,T1/2は1.26倍の延長,血漿クリアランスは37%の減少がみられ,いずれも有意差が認められた10)
ファモチジン,活性炭
健康成人男性(14例)に,デュロキセチン(40mg朝空腹時単回経口投与)とファモチジン40mg(朝空腹時単回経口投与),活性炭(活性炭液剤として50g朝空腹時単回経口投与)をそれぞれ併用投与し,本剤の薬物動態を評価した。本剤の吸収に及ぼすファモチジンの影響は小さかった。活性炭の併用により,本剤のCmax,AUCはそれぞれ68%及び65%に低下し,T1/2は0.91倍に短縮し,いずれも有意差が認められた10)
他剤に及ぼす影響
テオフィリン
健康成人男性(10例)に,デュロキセチン(60mg/日2回反復経口投与)とテオフィリン(アミノフィリンとして250mgの30分間点滴静脈内投与)を併用投与し,テオフィリンの薬物動態を評価した。テオフィリン薬物動態に有意な変化はみられなかった10)
相互に及ぼす影響
ロラゼパム
健康成人(男性8例,女性8例)に,デュロキセチン(60mg/日2回反復経口投与)とロラゼパム(2mg/日2回反復経口投与)を併用投与し,相互に及ぼす影響を評価した。薬物動態に相互作用はみられなかった10)
蛋白結合率
健康成人を対象とした単回及び反復投与試験におけるex vivoの血清蛋白結合率を測定した結果,97〜99%であった。結合率は血漿中デュロキセチン濃度に依存せず,反復投与による変化は認められなかった10)

薬物動態の表

表1 薬物動態パラメータ(健康成人,食後単回経口投与)
投与量
(mg)
nCmax
(ng/mL)
Tmax
(hr)
AUC0-48
(ng・hr/mL)
T1/2(β)
(hr)
10812.08±10.097.8±2.3155.51±94.6412.75±5.88注1
20818.31±10.897.5±1.4259.33±141.8415.34±5.87
40838.65±19.466.9±2.0551.75±239.6410.56±2.86
注1:n=6
Cmax,AUC0-48:デュロキセチン塩酸塩として表示
(mean±S.D.)
表2 薬物動態パラメータ(健康成人,食後反復経口投与)
投与量
(mg)
n Cmax
(ng/mL)
Tmax
(hr)
AUC0-24
(ng・hr/mL)
T1/2(β)
(hr)
2061日目13.57
±4.40
6.2±1.0139.56±27.4012.30
±3.11
2067日目16.24
±4.95
6.0±0.0205.32±45.3412.09
±2.58
4061日目22.17
±12.67
6.7±2.9254.15±151.7313.78
±6.82
4067日目31.50
±16.81
5.8±1.2426.76±263.5517.26
±2.25
6061日目46.2
±25.7
5.8±1.2519.1±267.413.46
±5.03
6067日目68.1
±20.8
5.7±0.5895.8±344.313.18
±2.26
Cmax,AUC0-24:デュロキセチン遊離塩基として表示
(mean±S.D.)
表3 薬物動態パラメータ(健康成人,食事の影響)
投与量
(mg)
nCmax
(ng/mL)
Tmax
(hr)
AUC0-48
(ng・hr/mL)
T1/2(β)
(hr)
Ae0-48
(μg)
20
空腹時
78.53
±4.12
5.7
±0.8
116.33
±58.16
9.01
±1.42
11.36
±7.04
20
食後
710.97
±6.17
6.0
±0.0
133.82
±66.72
9.27
±0.79
11.93
±6.06
p値p値0.04220.28560.14270.71710.9499
Cmax,AUC0-48:デュロキセチン塩酸塩として表示
Ae0-48(尿中排泄量):デュロキセチン遊離塩基として表示
p:有意確率,:有意差あり(p<0.05)
(mean±S.D.)
表4 薬物動態パラメータ(食事の影響,投与時間の影響)
薬物動態
パラメータ
Cmax注2
(ng/mL)
Tmax注3
(hr)
AUC0-∞注2
(ng・hr/mL)
λz
(hr-1)
T1/2注4(hr)
朝空腹時
1回目
27.5
±8.3
6.0
(4.0-10.0)
464.3
±148.9
0.058
±0.013
11.9
(8.2-17.5)
朝空腹時
2回目
25.9
±9.4
6.0
(1.0-10.0)
456.7
±185.5
0.061
±0.013
11.3
(8.0-14.9)
朝食後24.1
±11.4
10.0
(6.0-16.1)
402.3
±164.5
0.070
±0.018
9.8
(5.9-14.1)
夜就寝時
(空腹)
19.6
±6.8
10.0
(4.0-16.0)
381.7
±154.4
0.064
±0.011
10.8
(8.1-16.3)
朝空腹注1
vs.朝食後
p値
0.405<0.0010.0600.004-
朝空腹注1
vs.就寝時
p値
<0.001<0.0010.0050.368-
注1:朝空腹時1回目,2回目のデータを統合
注2:デュロキセチン遊離塩基として表示
注3:中央値(最小値-最大値)
注4:調和平均(最小値-最大値)
p:有意確率,:有意差あり(p<0.05)
(mean±S.D.,n=12)

*臨床成績

承認時における臨床試験成績の概要は以下のとおりであった。
うつ病・うつ状態
二重盲検並行群間比較試験
うつ病・うつ状態の患者を対象として,本剤(デュロキセチンとして40mg又は60mg),プラセボ又はパロキセチン塩酸塩水和物(パロキセチンとして20〜40mg)を6週間投与した結果,主要評価指標であるハミルトンうつ病評価尺度(HAM-D17)合計評点の変化量は表5のとおりであり,本剤(40mg及び60mg併合群)のプラセボに対する優越性が示された。また,本剤40mg群と60mg群で用量反応関係は認められなかった11)
表5 HAM-D17合計評点及びベースラインからの変化量参照
長期投与試験
うつ病・うつ状態の患者を対象として,本剤(デュロキセチンとして40mg又は60mg)を最大52週間投与した結果,長期間にわたり抗うつ効果が維持された。また,本剤40mgから60mgへの増量により改善した症例も認められた12)
表6 HAM-D17合計評点及びベースラインからの変化量参照
糖尿病性神経障害に伴う疼痛
二重盲検並行群間比較試験
糖尿病性神経障害に伴う疼痛の患者を対象として,本剤(デュロキセチンとして40mg又は60mg)又はプラセボを12週間投与した結果,主要評価指標である24時間平均疼痛重症度スコア週平均値の変化量は表7のとおりであり,本剤(40mg及び60mg併合群)のプラセボに対する優越性が示された。また,本剤40mg群と60mg群で用量反応関係は認められなかった13)
表7 24時間平均疼痛重症度スコア週平均値及びベースラインからの変化量参照
長期投与試験
糖尿病性神経障害に伴う疼痛の患者を対象として,本剤(デュロキセチンとして40mg又は60mg)を最大51週間投与した結果,簡易疼痛調査一覧(BPI)-疼痛重症度(平均の痛み)スコアの変化量は表8のとおりであり,長期間にわたり鎮痛効果が維持された14)
表8 BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア及びベースラインからの変化量参照
線維筋痛症に伴う疼痛
二重盲検並行群間比較試験
線維筋痛症患者を対象として,本剤(デュロキセチンとして60mg)又はプラセボを14週間投与した結果,主要評価指標であるBPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコアの14週時変化量は表9のとおりであり,主要解析(混合効果モデルによる解析)において,本剤60mgのプラセボに対する優越性は示されなかった。なお,副次解析であるLOCF(Last Observation Carried Forward)法により14週時の欠測値を補完した共分散分析では,群間に有意差が認められた15)
表9 BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア及びベースラインからの変化量参照
長期投与試験
線維筋痛症患者を対象として,本剤 (デュロキセチンとして60mg) を50週間投与した結果,BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコアの変化量は表10のとおりであり,長期間にわたり鎮痛効果が維持された16)
表10 BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア及びベースラインからの変化量参照
慢性腰痛症に伴う疼痛
二重盲検並行群間比較試験
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)の効果が不十分な慢性腰痛症患者を対象として,本剤(デュロキセチンとして60mg)又はプラセボを14週間投与した結果,主要評価指標であるBPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコアの14週時変化量は表11のとおりであり,本剤60mg群のプラセボに対する優越性が示された17)
表11 BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア及びベースラインからの変化量参照
長期投与試験
慢性腰痛症患者を対象として,本剤(デュロキセチンとして60mg)を最大50週間投与した結果,BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコアの変化量は表12のとおりであり,長期間にわたり鎮痛効果が維持された18)
表12 BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア及びベースラインからの変化量参照
変形性関節症に伴う疼痛
二重盲検並行群間比較試験
試験開始前の3ヵ月間で月に14日以上の痛みを有する特発性変形性膝関節症患者を対象として,本剤(デュロキセチンとして60mg)又はプラセボを14週間投与した結果,主要評価指標であるBPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコアの14週時変化量は表13のとおりであり,本剤60mg群のプラセボに対する優越性が示された19)
表13 BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア及びベースラインからの変化量参照
長期投与試験
試験開始前の3ヵ月間で月に14日以上の痛みを有する特発性変形性膝関節症患者を対象として,本剤(デュロキセチンとして60mg)を最大50週間投与した結果,BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコアの変化量は表14のとおりであり,長期間にわたり鎮痛効果が維持された20)
表14 BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア及びベースラインからの変化量参照

臨床成績の表

表5 HAM-D17合計評点及びベースラインからの変化量
投与群nHAM-D17合計評点
ベース
ライン注1
HAM-D17合計評点
最終
評価時
変化量
ベースラインからの
変化量
変化量
プラセボ群との対比較注2
群間差
(95%信頼区間)
変化量
プラセボ群との対比較注2
p値
プラセボ群14520.4
±4.2
12.2
±7.0
-8.3
±5.8
--


40mg群
7320.6
±4.4
10.1
±5.6
-10.5
±5.7
-2.17
(-3.83,-0.52)
0.0103


60mg群
7420.4
±4.1
10.5
±6.2
-10.0
±6.4
-1.70
(-3.35,-0.05)
0.0440


併合群
14720.5
±4.2
10.3
±5.9
-10.2
±6.1
-1.93
(-3.28,-0.58)
0.0051
パロキセチン群14820.4
±4.8
11.0
±7.4
-9.4
±6.9
-1.29
(-2.64,0.07)
0.0623
注1:割付時(プラセボリードイン期終了時)
注2:投与群を固定効果,性,病型分類,投与前HAM-D17合計評点を共変量,治験実施医療機関を変量効果とした共分散分析
p:有意確率,:有意差あり(p<0.05)
(mean±S.D.)
表6 HAM-D17合計評点及びベースラインからの変化量
評価時期nHAM-D17合計評点変化量
ベースライン21520.9±5.1-
6週時18712.5±5.3-8.3±5.2
12週時18210.1±5.2-10.6±5.6
24週時1728.4±5.3-12.6±6.5
52週時1465.5±4.8-15.6±6.1
(mean±S.D.)
表7 24時間平均疼痛重症度スコア週平均値及びベースラインからの変化量
投与群24 時間平均疼痛重症度スコア週平均値
ベースライン注1
24 時間平均疼痛重症度スコア週平均値
投与12週時注1
変化量
ベースラインからの
変化量注2
変化量
プラセボ群との対比較
群間差(95%信頼区間)
変化量
プラセボ群との対比較
p値
プラセボ群5.78
±1.17
(167)
4.38
±1.99
(150)
-1.61
±0.18
--


40mg群
5.79
±1.23
(85)
3.54
±1.86
(73)
-2.41
±0.21
-0.81
(-1.18,-0.43)
-


60mg群
5.76
±1.17
(86)
3.41
±1.77
(72)
-2.53
±0.21
-0.93
(-1.30,-0.56)
-


併合群
5.77
±1.20
(171)
3.48
±1.81
(145)
-2.47
±0.18
-0.87
(-1.17,-0.56)
<0.0001
注1:平均値±標準偏差(評価例数)
注2:混合効果モデルに基づく調整平均値±標準誤差
投与群,観測週,投与群×観測週を固定効果,糖尿病の病型,糖尿病性神経障害罹病期間,24時間平均疼痛重症度スコア週平均値のベースラインを共変量,被験者,治験実施医療機関を変量効果とした。
p:有意確率,:有意差あり(p<0.05)
表8 BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア及びベースラインからの変化量
評価時期nBPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア変化量
ベースライン2583.9±1.9-
8週時2452.6±1.7-1.3±1.4
16週時2302.4±1.8-1.5±1.5
28週時2142.1±1.7-1.8±1.7
50/51週時注11911.8±1.4-2.2±1.6
注1:60mg群は50週,40mg群は51週
(mean±S.D.)
表9 BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア及びベースラインからの変化量
解析手法投与群BPI-疼痛重症度
(平均の痛み)スコア
ベースライン注1
BPI-疼痛重症度
(平均の痛み)スコア
投与14週時注1
変化量
ベースラ
インからの
変化量注2
変化量
プラセボ群との対比較
群間差
(95%信頼区間)
変化量
プラセボ群との対比較
p値
主要解析:混合効果モデルによる解析プラセボ群6.13
±1.35
(195)
4.33
±1.97
(147)
-1.58
±0.23
--
主要解析:混合効果モデルによる解析60mg群6.05
±1.29
(191)
3.88
±1.84
(163)
-1.90
±0.23
-0.32
(-0.70,0.06)
0.0988
副次解析:共分散分析
(LOCF)
プラセボ群6.13
±1.35
(195)
4.55
±2.02
(195)
-1.22
±0.26
--
副次解析:共分散分析
(LOCF)
60mg群6.05
±1.29
(191)
4.13
±1.94
(191)
-1.60
±0.26
-0.38
(-0.74,-0.02)
0.0408*
注1:平均値±標準偏差 (評価例数)
注2:各解析手法に基づく調整平均値±標準誤差
[混合効果モデルによる解析] 投与群,評価時点,投与群と評価時点の交互作用を固定効果,ベースラインのBPI-疼痛重症度(平均の痛み),大うつ病性障害合併の有無を共変量とした。
[共分散分析] 投与群を固定効果,ベースラインのBPI-疼痛重症度(平均の痛み),大うつ病性障害合併の有無を共変量とした。
p:有意確率,:有意差あり(p<0.05)
表10 BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア及びベースラインからの変化量
評価時期nBPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア変化量
ベースライン1484.54±1.99-
8週時1483.50±2.01-1.04±1.56
16週時1463.45±2.17-1.09±1.77
28週時1343.32±2.10-1.19±1.59
50週時1153.27±2.34-1.31±1.70
(mean±S.D.)
表11 BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア及びベースラインからの変化量
投与群BPI-疼痛重症度
(平均の痛み)スコア
ベース
ライン注1
BPI-疼痛重症度
(平均の痛み)スコア
投与14週時注1
変化量
ベースラインからの変化量注2
変化量
プラセボ群との対比較
群間差(95%信頼区間)
変化量
プラセボ群との対比較
p値
プラセボ群5.09
±1.04
(226)
3.16
±1.78
(200)
-1.96
±0.11
--
60mg群5.14
±1.11
(230)
2.73
±1.69
(209)
-2.43
±0.11
-0.46
(-0.77,-0.16)
0.0026*
注1:平均値±標準偏差 (評価例数)
注2:混合効果モデルに基づく調整平均値±標準誤差
投与群,観測時点,投与群と観測時点の交互作用を固定効果,ベースラインのBPI-疼痛重症度(平均の痛み)を共変量とした。
p:有意確率,:有意差あり(p<0.05)
表12 BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア及びベースラインからの変化量
評価時期nBPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア変化量
ベースライン1503.89±1.55-
8週時1422.35±1.72-1.56±1.58
16週時1402.17±1.71-1.76±1.78
28週時1371.95±1.54-2.01±1.76
50週時1211.59±1.50-2.26±1.63
(mean±S.D.)
表13 BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア及びベースラインからの変化量
投与群BPI-疼痛重症度
(平均の痛み)スコア
ベース
ライン注1
BPI-疼痛重症度
(平均の痛み)スコア
投与14週時注1
変化量
ベースラインからの変化量注2
変化量
プラセボ群との対比較
群間差(95%信頼区間)
変化量
プラセボ群との対比較
p値
プラセボ群5.06
±0.98
(176)
3.14
±1.70
(161)
-1.80
±0.12
--
60mg群5.03
±0.96
(177)
2.44
±1.54
(160)
-2.57
±0.12
-0.77
(-1.11,-0.43)
<0.0001
注1:平均値±標準偏差 (評価例数)
注2:混合効果モデルに基づく調整平均値±標準誤差
投与群,観測時点,投与群と観測時点の交互作用を固定効果,ベースラインのBPI-疼痛重症度(平均の痛み)を共変量とした。
p:有意確率,:有意差あり(p<0.05)
表14 BPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア及びベースラインからの変化量
評価時期nBPI-疼痛重症度(平均の痛み)スコア変化量
ベースライン933.04±1.76-
8週時911.80±1.33-1.25±1.35
16週時881.59±1.34-1.44±1.38
28週時871.43±1.24-1.63±1.42
50週時811.52±1.54-1.53±1.41
(mean±S.D.)

薬効薬理

薬理作用
ラット強制水泳試験において無動行動回数を減少させた21)
ラットの学習性無力状態を改善した21)
ラット神経障害性疼痛モデル(坐骨神経部分結紮モデル及びL5/L6脊髄神経結紮モデル)22)やその他の疼痛モデル(ラットホルマリン疼痛モデル,マウス酢酸ライジング試験,ラットカラゲニン試験及びラットカプサイシン誘発機械的アロディニアモデル)23)において鎮痛作用を示した。
作用機序
ラット視床下部あるいは脳内のセロトニン及び視床下部のノルアドレナリンの取り込みを共に阻害した。(in vitroex vivo24)及びin vivo25)
ラット前頭葉皮質における細胞外セロトニン及びノルアドレナリン濃度を共に増加させた26)。(in vivo
各種神経伝達物質受容体に対する結合阻害活性27)及びモノアミン酸化酵素阻害作用25)は,セロトニン及びノルアドレナリン取り込み阻害活性24)に比べ弱かった。(in vitro

有効成分に関する理化学的知見

一般的名称:デュロキセチン塩酸塩(JAN)
Duloxetine Hydrochloride
化学名:(+)-(S)-N-Methyl-3-(1-naphthyloxy)-3-(2-thienyl)propylamine monohydrochloride
分子式:C18H19NOS・HCl
分子量:333.88
化学構造式:
性状:白色の粉末又は塊である。
メタノール又はジメチルスルホキシドに溶けやすく,エタノール(99.5)にやや溶けやすく,水にやや溶けにくい。
融点:165℃

承認条件

医薬品リスク管理計画を策定の上,適切に実施すること。

包装

サインバルタカプセル20mg:瓶500カプセル
 PTP100カプセル(10カプセル×10),
 PTP500カプセル(10カプセル×50)
サインバルタカプセル30mg:瓶500カプセル
 PTP100カプセル(10カプセル×10)

主要文献及び文献請求先

*主要文献

1
高橋明比古ほか:臨床精神薬理,2009,12,1411
2
高橋明比古ほか:臨床精神薬理,2009,12,1439
3
高橋明比古ほか:臨床精神薬理,2009,12,1455
4
熊谷雄治:臨床精神薬理,2009,12,1483
5
高橋明比古ほか:臨床精神薬理,2009,12,1427
6
社内資料(臨床における薬物動態)
7
村崎光邦ほか:臨床精神薬理,2009,12,1499
8
社内資料(ラットにおける胎盤・胎児移行性)
9
社内資料(デュロキセチンの酸化的代謝に関与するCYP分子種の同定)
10
社内資料(臨床における薬物相互作用試験)
11
樋口輝彦ほか:臨床精神薬理,2009,12,1613
12
樋口輝彦:臨床精神薬理,2009,12,1579
13
Yasuda,H.et al.:J.Diabetes Investig.,2011,2(2),132
14
Yasuda,H.et al.:J.Diabetes Investig.,2016,7(1),100
15
Murakami,M.et al.:Arthritis Res Ther,2015,17,224
16
Murakami,M.et al.:Mod Rheumatol,2016(doi:10.1080/14397595.2016.1245237)
17
Konno,S.et al.:Spine,2016,41(22),1709
18
社内資料(慢性腰痛症を対象とした国内第III相継続長期投与試験)
19
社内資料(変形性関節症を対象とした国内第III相プラセボ対照試験)
20
社内資料(変形性関節症を対象とした国内第III相継続長期投与試験)
21
社内資料(ラットにおける抗うつ作用)
22
社内資料(神経障害性疼痛動物モデルにおける効果)
23
社内資料(その他疼痛動物モデルにおける効果)
24
社内資料(in vitro及びex vivoにおけるモノアミン取り込み阻害作用)
25
社内資料(ラット及びマウスにおけるモノアミン取り込み阻害並びにin vitroにおけるモノアミン酸化酵素阻害作用)
26
社内資料(脳内細胞外モノアミン濃度増加作用)
27
社内資料(脳内各種神経伝達物質受容体に対する特異性試験)

**文献請求先

主要文献に記載の社内資料につきましても下記にご請求ください。
 
日本イーライリリー株式会社 医薬情報問合せ窓口
〒651-0086 神戸市中央区磯上通5丁目1番28号
電話0120-360-605(医療関係者向け)
受付時間:月〜金 8:45〜17:30
www.lillymedical.jp
 
塩野義製薬株式会社 医薬情報センター
〒541-0045 大阪市中央区道修町3丁目1番8号
電話0120-956-734

製造販売業者等の氏名又は名称及び住所

**販売
日本イーライリリー株式会社
〒651-0086神戸市中央区磯上通5丁目1番28号
製造販売元
塩野義製薬株式会社
〒541-0045大阪市中央区道修町3丁目1番8号

先発薬

後発薬

                                                                                                                                                                                                       

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