1
Sellers, E.M. et al.:J Clin Pharmacol.1978;18:457-461
2
赤木満洲雄:薬物代謝の生化学 南山堂.1965;116-117
3
第十八改正 日本薬局方解説書 廣川書店.2021:C3646-3650
催眠剤
1mL 10.2円
有効成分 | 1mL中トリクロホスナトリウム(日局) 100mg |
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添加剤 | 白糖、バニリン、水酸化ナトリウム、パラオキシ安息香酸メチル、黄色5号、香料、エタノール |
pH | 6.0~6.5 |
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におい | バニラのようなにおいを有する |
色・剤形 | 橙色澄明のやや粘稠な液 |
体重(kg) | トリクロホスナトリウム | トリクロリールシロップ10% |
5 | 100~400mg | 1~4mL |
10 | 200~800mg | 2~8mL |
15 | 300~1200mg | 3~12mL |
20 | 400~1600mg | 4~16mL |
25 | 500~2000mg | 5~20mL※ |
30 | 600~2000mg | 6~20mL※ |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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中枢神経抑制剤 フェノチアジン誘導体 バルビツール酸誘導体等 モノアミン酸化酵素阻害剤 | これらの作用を増強することがあるので、やむを得ず投与する場合には減量するなど慎重に投与すること。 | 中枢抑制作用が増強する可能性がある。 |
アルコール | これらの作用を増強することがあるので、やむを得ず投与する場合には減量するなど慎重に投与すること。 | アルコール脱水素酵素を競合的に阻害し、アルコールの血中濃度が高くなる。 |
クマリン系抗凝血剤 ワルファリン等 | これらの作用を増強することがあるので、併用する場合には通常より頻回にプロトロンビン値の測定を行うなど慎重に投与すること。 | 主代謝産物であるトリクロル酢酸は血漿蛋白結合部位からワルファリンを遊離置換し、遊離型ワルファリン濃度を増加させる。 |
頻度不明 | |
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過敏症 | 発疹、紅斑、水疱、固定薬疹、そう痒感、発熱 |
循環器 | 徐脈 |
肝 臓 | AST、ALTの上昇 |
血 液 | 好酸球増多、白血球減少 |
消化器 | 悪心・嘔吐、鼓腸、胃痛 |
精神神経系 | 頭痛、めまい、ふらつき、運動失調、興奮、抑うつ、構音障害、覚醒遅延 |
その他 | 浮腫、尿量減少、ケトン尿症 |