1
小川秀道 他:麻酔. 1962;11:705-708
2
兵頭正義:麻酔科学. 金芳堂. 1991;211-212
3
M.N.G.Dukes編:メイラー 医薬品の副作用大辞典第10版.1990;87-89
4
Schmidt K.F.:Am. Fam. Physician.1974 ; 10 : 113-119
5
増岡陸浪:産婦人科の世界. 1960;12:1757-1778
催眠鎮静剤
1瓶 228円
有効成分 | 1バイアル中 セコバルビタールナトリウム 200mg |
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pH | 9.7~11.0(5%水溶液) |
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浸透圧比 | 1.2~1.4(5%水溶液) (生理食塩液に対する比) |
剤形・性状 | 凍結乾燥注射剤(用時溶解) 白色の粉末又は塊 |
薬剤名等 | 臨床症状・措置方法 | 機序・危険因子 |
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アルコール 抗不安薬 抗精神病薬 催眠鎮静薬 抗うつ薬 抗ヒスタミン薬 抗パーキンソン薬 解熱鎮痛薬 | 相互に作用が増強されることがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 相加的に中枢神経抑制作用が増強される。 |
チアジド系薬物 ヒドロクロロチアジド | 起立性低血圧が増強されることがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 相互に作用が増強される。 |
クラーレ様物質 | 相加的な筋弛緩作用が起こることがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | 相互に作用が増強される。 |
ジスルフィラム | 中枢神経抑制作用が増強されることがあるので、減量するなど慎重に投与すること。 | ジスルフィラムは肝ミクロゾームの薬物代謝酵素系を抑制するため、バルビツール酸系薬剤の代謝が阻害される。 |
クマリン系抗凝血薬 ワルファリンカリウム | クマリン系抗凝血薬の作用に影響を与えるので、通常より頻回にプロトロンビン値の測定を行い、クマリン系抗凝血薬の用量を調節すること。 | バルビツール酸系薬剤は肝の代謝酵素を誘導し、クマリン系抗凝血薬の代謝を促進させる。 |
ドキシサイクリン | ドキシサイクリンの血中濃度半減期が短縮することがある。 | バルビツール酸系薬剤は肝の代謝酵素を誘導し、ドキシサイクリンの代謝を促進させる。 |
0.1~5%未満 | 頻度不明 | |
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過敏症 | 発疹等 | |
精神神経系 | 知覚異常、構音障害、精神機能低下、せん妄、昏迷又は運動失調 | |
腎臓 | ヘマトポルフィリン尿、蛋白尿、低カルシウム血症 | |
血液 | 巨赤芽球性貧血 | |
消化器 | 悪心・嘔吐 | |
その他 | 眠気、頭重感、めまい、脈拍異常、興奮、腱反射亢進、痙攣、口渇 |
薬剤(投与量) 使用動物 | ウサギ |
セコバルビタールナトリウム(20mg/kg) | 69分 |
アモバルビタールナトリウム(40mg/kg) | 90分 |
チアミラールナトリウム(20mg/kg) | 18分22秒 |